Monthly Archives: 3月 2011

【怒涛の本日公開その③】BS-TBS『世界の窓』毎週金曜放送

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BS-TBSで放送されているミニ番組。
世界の窓』 毎週金曜 22:54~23:00

sekaimado

窓の会社、YKK APがスポンサーのミニ番組で、
世界中のいろんな国・地域の「窓」を紹介する番組。

窓って形もデザインも機能も、本当にいろいろあるんだなーと。
なんとなく外国を旅した気分で楽しめるミニ番組だったので、
その気分を味わえるように、エアメールをコンセプトにしてみました。

パラパラのめくっていく感は、
この演出の気持ちよさの肝なので、
かなり頑張ってもらいました。
うまく届いているといいですが!

ちなみに地域・エリアごとにパラパラっとめくっていくのがおすすめです。
なんとなく地域ごとに(気候・文化のせい?)いろいろと、
テイストみたいなものがある感じで。
旅がしたい気分になる♡

番組の方も(BSだけど)ゆるりとした内容で、
見ていて癒されるのでおすすめです♪

【怒涛の本日公開その②】あなたの窓にはいませんか?

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エコ内窓『プラマードU』という商品の紹介キャンペーンページ。

「あなたの窓にはいませんか?窓に住みつくいやなヤツ。」

plamadou

トップページからこのバナーをクリックしてね。

エコ内窓『プラマードU』というのは、
ご自宅の窓の内側にカポッとはめこむだけで、※要工事
省エネ・断熱・結露防止・騒音防止・などなどの、
窓のエコ機能をぐぐーーんとUPできるYKK APの、リフォーム商品。

商品のことを、お悩みの切り口で紹介する「窓のお悩み獣」という
キャラクターがいるんですが、それらを使った、ショートストーリー。

企画から、ストーリーの設定づくりから、絵コンテまで。
がっつりやりました♡ 2匹バージョンだったのが、
絵コンテが好評で、5匹分ぜんぶ作ることになった♡
という案件。絵本つくってるみたいで楽しかったっす。

ぜひ5匹の「お悩み獣」をバスターしちゃってくだちい。

【怒涛の本日公開・その①】 ヒストリーチャンネル

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歴史エンターテイメント専門チャンネル
ヒストリーチャンネル』の公式サイト。

historychannel

リニューアルのプロデューサとして入ったのですが、
主なお仕事としては、最初のマーケティング部分がメイン。
ログ分析、競合分析、ヒューリスティック分析といった感じ。

あとは見守るのみの見学者と化していましたが、
本日朝にようやく公開!

シンプルで見やすくて、キーカラーのREDが効いてて、
デザインも好きだし、iphoneなどでも見れるようになるべく、
flashを使わないでjs実装。phpのシステムも社内でやってて、
仲間たちのナイスな仕事っぷりに、きゅんきゅんしながら、
見守っていました。

twitterページも個人的には推しです♪
こう見るとヒストリーチャンネルってこんなに評価が高いんだなーと。
特集とか見てても、番組表とか見てても、楽しそうな番組ばかりで。
ようやく我が家にも地デジカ導入されましたので、
ヒストリーチャンネル、加入するぞ!!!!と。

サイトもチャンネルもおすすめです!!

【映画:DVD篇④】悪人

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悪人

akunin
映画化されたのを知って小説を読み、
日本アカデミー賞で、主演・助演・音楽と5冠を制したと聞いて、
映画もやっぱり観たいと思っていた作品。ようやくDVDで。

博多から少し離れた山奥のカーブで、
遺体で発見された保険外交員のOL(満島ひかり)。
第1容疑者で疑われたのは大学生(岡田将生)だったが、
次第に、被害者が出会系サイトで出会っていた、
長崎の建設作業員・清水祐一(妻夫木聡)が容疑者として浮上。

そんな頃、その清水祐一のもとに1通のメール。
佐賀の紳士服で働く女性店員・光代(深津絵里)からで、
これも、以前出会系サイトでメールをやりとりをしていた相手。
待ち合わせて、出会い、お互いに思いを寄せ合うようになるも、
「自分は人を殺した」という祐一の告白から、
二人の逃避行が始まる…。

助演男優賞に、被害者・父役の柄本明。
助演女優賞に、加害者・祖母役の樹木希林。

#音楽の久石譲は、(たまたま・・・本当にたまたま)
wowowで「ツインピークス」を観た直後だった私は、
ちょっと・・いやだいぶかな、似てるような気がしているんですが。
あれ…気のせいかな。。今週のツインピークスでチェックしてみます。
と。話はそれましたが・・・・。


◎映像での再現性

小説の世界観に対する、映像への再現性がすごいなと。
次に書くけど「告白」と真逆ですごい。妻夫木くんは、少しイメージと
違うかなと思ったけどあまり気にならないぐらい。小説を読んでいて、
頭に浮かんでた映像そのままが画面のなかに表現されているんじゃないかと
錯覚するような。もはや多少は観る前にCMとかで流れる映像に、
自分のイメージが上書きされている部分もあるのかもしれないけど。

それに、他で借りたDVDの新作紹介で、
「悪人」の予告映像何回も観たのですが、その切り取り方もすごい。
観る前は見たくなるし、観たあともなんだか思い出して迫力に圧倒される。
でも全てを切り出してるわけじゃない。それほど本編の濃度が濃いのかも。

ストーリー上は脇役だけども、柄本明、樹木希林もすごい。
あと若手で、被害者、容疑者の大学生、大学生の友人である、
満島ひかり、岡田将生、永山絢斗(瑛太弟)もすごく良かった。

◎誰が「弱者」で、そして何が「強さ」なのか

「悪人」というタイトルが、なにげにずっと引っかかっていて。
個人的には、善悪を二極だけでしかみない「悪人」という言葉は
好きではないのですが。それをあえて使っている感じで。
ただ小説では、それを説教くさく語っているような気がして(勘違いかも?)
なんとなく「悪人」という言葉のうまく消化できないままだったのですが、
映画を観ていると、「悪人」という言葉にひっぱられて、
「弱者」という存在感がすごく際立っていたような気がしました。

被害者が弱者なのか…
過去に傷つき追い込まれた加害者が弱者なのか…
大切な人を失って自分を責めてしまう者が弱者なのか…
マスコミにさらされる加害者家族が弱者なのか…
“孤独”という切り口で語られてしまう現代人がみな弱者なのか…
表層的なところを切り取って報道してしまうマスコミがあるいは弱者なのか…
自分の弱みを晒さないよう怯えて虚栄する者が弱者なのか…

「弱さ」…孤独っていう弱さ、すがりたくなる弱さ、
虚栄してしまう弱さ、マスコミという弱さ。
・・・でもそうした弱さの先の極限にこそ、
”本当の強さ”が存在しているような。。

被害者・父の言葉。
「あんた大切な人はおるね?今の世の中、大切な人がおらん人間が多すぎる」。
もしかしたら自分の弱さの先に、大切にすべき存在・価値観とかがあるのかもなぁと。
日々の日常の中で、軽々しく、ごまかしてしまいがち…だったりするんですけどね。

◎目指すものへの粘り

日本アカデミー賞の受賞のとき、柄本明が、
「俳優やっておりますが、賞を頂くのはそういう作品に巡り合わなければ頂けない。
素晴らしい脚本、共演者、監督、スタッフの巡り会わせがある。
(李相日監督は)しつこい監督でございました。本当にしつこい監督でございました。
そういう監督の存在を待ち望んでいた僕がいました」と語ったそうだけど、
これだけ揃いもそろって俳優さんもよかったし、
そういった演技も世界も含めて映像に入り込めて浸りきれるのは、
監督のもつイメージの強さと、そこにたどりつく粘りや執念から生まれるものなのかなと。。

自分たちのデザイン(制作)の仕事とかも、やっぱりどれだけ、
イメージするものへ粘れるかというのがあるので、
いろいろ考えさせられますね。。。
特に自分は、自身で手を動かす職種じゃないだけに、
現場のスタッフに気を遣ってしまって、まあいいかと、
「できる部分まで」といった無理をさせない方向で、
処理やコントロールをしてしまいがち。
でも結局それは、いい子ちゃんで思われたいエゴで、
実は結果的には作品もスタッフもダメにしてしまう姿勢なんじゃないかなと。。。
プロデューサの情熱が、現場を動かすほどの力を持つなら、
細かい作業や質について粘っても良いのかもしれない、というか、
粘らなきゃいけないのかもしれない。。

粘れないのは情熱がないからじゃなくてビジョンがないから

ゴールとなるビジョンを持って、ぶれずにその一点を見続けて、
そこへの情熱で現場をリードしていく、ようなプロデューサになりたいです。

「ぶれない軸」探しの旅、、。
終わりなき旅ですな。。

ま、映画からはずれてしまったけど、
そういった映像づくりへの気迫とか、
そういうものに引き込まれる作品でした。

【映画:DVD篇③】ハナミズキ

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ハナミズキ

hanami
■ハナミズキ

「恋空」のガッキーにはまりまくった派としては、
ハナミズキは、少し物足りないような気もしていたので、
期待せずに観たのですが……。映画は、でも、やっぱり、
観るときの心境とかに大きく左右されるものですね。。

北海道の海辺の田舎町。
早稲田大を目指す受験生・紗枝(新垣結衣)と、
同じ高校3年生で漁師をめざす康平(生田斗真)の、
淡い恋から始まる10年ごしの切ない恋物語。

早稲田受験に、見事合格し、東京で一人暮らしを始める紗枝。
康平との遠距離恋愛のなか、新たな早稲田大学での新生活のなかで、
フォトジャーナリストだった亡・父親に面影が重なる北見先輩(向井理)と
出会う。紗枝と康平、と北見先輩。遠距離の切なさも絡み、
その三角関係は、だんだん微妙なバランスになっていく…。

◎見る側の心境による感傷

たぶんいつもならスルーしてしまうようなサヨナラのシーンが、
なんだかことさら切なく思えたり。

NYで働く紗枝の姿に、自分も英語圏で働きたいな、と思ったり。
(私の場合、働きたいのはロンドンだけど…)

そういう全体の恋のストーリーにというより、
自分の”今現在の心境”に寄せたポイント・ポイントで、
なんだかいろいろと(勝手に共感して)感じ入ってしまうシーンが、
多かったです。・・・ま、映画とか小説って意外とそういうものですよね。

トータルとしては……個人的には、
北海道訛りがなんだか違和感あるような気がして(気のせいかもだけど)
そっちに気になってストーリーへの集中度がちょっと途切れ気味でしたが。

まあ、でも、なんといっても。
高校生はいいですな!
ほんと。青春だなと。

あとカナダに住んでいたことがあったのと、
(ちなみに幼い頃に覚えてないけどNYの近くに住んでたことも)
両親が北海道出身なので、なんだか、土地的な縁が多かったかな。
あと高校まで早稲田の近くに住んでたし(受験は落ちたけどw)。

【映画:DVD篇②】オカンの嫁入り

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オカンの嫁入り

okan
ある夜、オカン(大竹しのぶ)が酔いつぶれて、
連れ帰ってきた金髪リーゼントの板前兄ちゃんのケンちゃん(桐谷健太)。

そんな2人を深夜に介抱して、翌朝、ご機嫌ななめの娘・月子(宮崎あおい)は、
オカンから「ケンちゃんからのプロポーズを受けることにしました」と
聞いてさらにびっくり。寝耳に水な、月子、ブチギレ。

というイントロから始まる、
大阪下町の人情ストーリー。

“陽”なキャラクターの陽子さん、大竹しのぶに、
“陰”なキャラクターの月子ちゃん、宮崎あおい。
対照的な母娘。
そこに、派手な見かけと裏腹に、
心優しく穏やかなケンちゃんが参加。

でも、それぞれに、いろいろを抱えていて・・・。

そんなこんなの心あったまるほっこりストーリーだけど、
映像もなんだかすごく丁寧で、素敵な映画でした。
大竹しのぶも相変わらず素敵だけど、
宮崎あおいは本当にかわいいなあーと。
あんなにも、笑顔と、しかめっつらが、
可愛い子はそういないよね!!笑

映像もストーリーも丁寧で、
大阪弁もほっこりとして、
心地良い映画♡
しかも大竹しのぶ×宮崎あおい。
ただのほっこりストーリーだけで終わることもなく。
じーんと染みる感じの切ないエピソード。

大好きです。

【映画:DVD篇①】君に届け

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君に届け

kimitodo
地震による自宅勤務指令。ということで借りてきたDVDの1つですが。
まあ100本ノック・・・・は、映画館の映画で。と思っていたので番外編。
ただレビューを書く練習という意味では、カウントすることに。

原作は少女マンガ。

ティーンに流行ってるらしい( ←という言い方がもうすでになんか・・・苦笑)
という流れで、「しゃべくり007」に出てたSEVENTEENモデルが紹介してて
知った。のが会社にあったので勝手にお借りして読んだら、はまるはまる!
もう号泣。・・・・・とか思ってたら、次々に、現職場でも、前職場でも、
同じようにはまっている人続出!!
しかもティーンじゃなくて私と同じアラサーアラフォー世代。
しかも高男子率!!!!笑

そんな破壊力のある少女マンガ『君に届け』の映画化。

また雰囲気的に、主人公に多部ちゃんがぴったりなんだなー。
三浦春馬くんは、まあまあかな、でも爽やかだしいいかな、とか。
だいぶ上目線でキャスティング見ながらにやにや。
もうそんな時点でなんだか。。。
そんなんで、いいのか、俺。。アラサー女子32歳(Pд`q。)

というのは置いておいて。
ま、そんなアラサー男女でも楽しめるっていうことですよ。要するに。うん。
そんなこんな胸キュン必至!!

◎サダ子が健気すぎる

爽子という名前なのに、ロングな黒髪と、
おとなしい(ちょっと怖い) 雰囲気から「サダ子」というあだ名の女の子。
だけど本当はとっても心優しくて純粋で素直な女の子。
一方「爽やかな人気者男子」の代名詞みたいな、
”ザ・少女マンガ王子”な、風早くん。
普通、少女マンガといえば、片想いが王道ですが、(え?そこがすでにshowa??)
ここは珍しい ”両想い”ストーリー。両想いなのにすれ違い。ww

なぜかというと、サダ子は、「自分デフォルト避けられている」設定なので、
まさかまさか、あの人気者の風早くんが自分のことを好きなんて、
1ミリも、いや1マイクロも気づかない。思いもしない。発想すらない。状態。
なのでせっかくの風早くんの、まさかの王子様からの”恋心”が、
ことごとく「爽やかな親切」でかたづけられていく。笑

ま、そんなすれ違いの恋ものがたりですけども、
マンガ同様、サダ子が健気すぎるんですよね。

アニメはマンガの、ちょっとした小ネタ(ギャグ)を引きずるので、
間とか微妙で、こそばゆい感じもあったりするようですが、
そこはきちんと実写ということで、練り直された演出。

なので、ぜーんぜん無問題。(b´∀`)ネッ!
安心して、淡くてけなげな恋物語に浸って、おk♡

◎キャストがぴったりすぎる

なんかね、ちづも、やのちんも、龍も、キャスティングがぴったりな感じ。
やのちんは、GANTZの岸本恵の夏菜ちゃん。くるみちゃんも、ぴったり。
原作に愛があるキャスティング・演出だなーと思ったりしたんですが、
みなさんの感想はどうでしょうね。

タレントのスケジュールだったり大人の事情によるキャスティングというより、
世界観を大事にしたキャスティングっていう感じがちょっとしました。

もういいよねー高校生とか!!!!
素敵すぎるよ!楽しいでしょうよ!キュンキュンするよ!!笑

という、ほの甘い、
胸キュン♡チャージしたいときにおすすめ。
(ただし心に余力あるときに。あくまで少女マンガ全開の世界なのでw)

【映画:002】 英国王のスピーチ

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英国王のスピーチ

kings-speech
こちらもアカデミー賞発表前夜に観に行きました。
なのでだいぶ書くのが遅くなってしまいましたが・・・・。

最初に個人的な言い訳 をしますと、
前日、あまり寝てなくて寝不足で・・・。にも関わらずビールを片手に
観てしまったので・・・・・もんのすごい睡魔と闘っておりまして。。
そして正直、クライマックスのスピーチもだいぶウトウトとしてしまったという・・・。
まさかのMOTTAINAI鑑賞スタイルだったわけですが。。。

なので、ほんともう感想とか書く資格とかないんですけども。
でもせっかく観たので、おそるおそる書きます。笑
(100本ノックだし・・)

でもねでもね、だいぶ説得力ないかもですが、
でもね、それはもう、とっっっても素敵でチャーミングな映画でした。
これはほんと。 間違いないっす。

◎内気な王に共感

個人的には・・・というところですが、言いたいことがあっても、
うまく人に届くように伝えられない癖なので、内気な英国王の悩みには、
とても共感。(だからこそ最後の感動のスピーチの部分、
ちゃんと起きてて集中して聞いておくべきでしたが。。。 orz)

責任の重さと、期待に応えたい気持ちと、うまくいかないもどかしさ。
いらだちと、悲しみと、失望と、落ち込みと・・・・そして妻の愛。
そういう細かい機微がていねいに織り交ぜられていながらの、
コメディ劇。それも、すごくチャーミングな。

映画全体としては笑いも散りばめられているけど、
チャーミングですっとんきょうで動な感じの”ドクター”に対して、
英国王は、寡黙で誠実。愛にあふれてて静な感じ。
その英国王が、おおまじめにその滑稽な”治療”にとりくむ姿勢が、
本当になんともチャーミング♡

◎おちゃめなドクター

そしてやっぱりなんといってもおちゃめなドクター。
荒唐無稽でつかみどころがなく、それでいて、軸があるドクター。

この映画を見るちょっと前に、「自分のぶれない軸があるか?」みたいな本を
読んでいたので、自分自身の軸ってなんだろう ?って思いながら観ると、
このチャーミングなドクター、まあ軸がぶれません。(笑)

相手が英国王だろうとなんだろうと、
患者である以上は、俺の患者。治療方針にはしたがってもらう、
というスタンス。・・・・・でもだからこそ、その軸がぶれないからこそ、
相手をガッチリ受け止められる安定感があるんだろうなと。
そういう安定感をもって、向い合い、受け止めるっていうことで、
世の中の「病」のおおかたは「治療」できるんじゃないかな。って。

なんとなくそんなことを思ったりしました。

◎監督賞

そういう意味ではアカデミー賞で監督賞も受賞していましたが、
イギリスの現役女王陛下の父上を題材に、こんなにも(ラブリーだけど)
笑いのあるコメディを撮ったという監督。若いんだよね、確か。
でも監督にも、きっと伝えたい何か、「ぶれない軸」があったからこそ、
こういうあたたかい愛にあふれた映画ができたんだろうなと。

あ、あと、クイーン(妻)も素敵でした。
あきらめていた英国王が、やけくそになって持ち帰ったレコードを聴くシーン。
その瞬間に、すごく小さな小さなキラキラする希望のかけらを見つけるシーン。
そこでの二人が愛おしすぎる素敵なシーンでした。
あの場面がとても印象的だったな。

愛は勝つ!ですね。。じーん。(T_T)

【映画:001】 ソーシャル・ネットワーク

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ソーシャル・ネットワーク

socialnetwork
観てから書くのだいぶ遅くなっちゃったけど。。。

アカデミー賞発表の前夜に、話題だった
『ソーシャルネットワーク』『英国王のスピーチ』を2本だてで観てきました。

Web(IT)の仕事・世界にどっぷりな身としては、
あの冒頭のノリとスピードとアドレナリン満載の空気につられて、
ひたすらドキドキと興奮しっぱなしでした。

1分1秒でも、速くサービスをリリース(公開)したものが、勝者。
1分1秒でも、相手に出遅れれば、敗者。
そういったスピードフルスロットルの世界のなかで、
自分の打ち込むコードによって、プログラムやサービスが、
次々と画面のなかで動き始め、命が吹き込まれていくという感動。

ものを作りという単純なわくわく感(アドレナリン)に、
スピード感という増強剤(ドーピング)が加わった感じの、
あの高揚感。そういう高揚感に私たちは中毒化してるんだと思う。
そのテンションが、すごく伝わってきた。
特に「交際ステータス」のアイディアを思いついて、いてもたってもいられず、
マークが雪の中サンダルで転びそうになりながら走ってくシーンとか。
そういうまわりが見えなくなるような「夢中」になる感じ。巨大なおもちゃ。

そういう巨大なおもちゃに夢中なおたくITキッズたちが、
資本(投資)主義の凶暴な暴風雨のなかに飲み込まれていく。
荒波をうまくのりこなし、”宝島”にたどりついたようにみえても、
同時に失ってしまうものもある。みたいな。

(あ、全然そんなグーニーズ的な映画じゃないんだけどね。。。ま、比喩として。)

この映画はアカデミー賞で「脚色賞」なるものを受賞していました。
なので映画から受け取る、友情とか思いだったり切なさだったりとかは、
まあ実際のfacebook創業者たちのリアルなドラマとは、だいぶかけはなれた、
仕立て上げられた”美しい物語”なのかもしれないけれどね。

ま、とにもかくにも、そんなことより、
個人的にはCFOのアルゴリズム王子に、
もう胸きゅん♡でした。

要チェックやで!笑

(そこ結論…!??)

twitter時代の災害支援。

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余震が続いてますね。。震源地もいろいろ飛び火していて、
その分余震もあちこちで起きてなかなかおさまらない。。

だんだん揺れに慣れてきてしまっているけど、
なかなか落ち着かない日々ですね。

そんな中、節電だったり停電だったり。
私は、今までそういうボランティア精神に欠ける性格(ダメスペック…)だったので、
そんなことしたことなかったのですが。。
今回はなんかちょこっとだけ参加中。

●節電:
暖房はOFF。最初の「ヤシマ作戦」あたりは夜は消灯して真っ暗の中、
炊いておいたストックごはんを(温めず)卵かけごはん、とか。
非常食みたいな感じで。
でも、被災地ではないなか、暗い中で極端な食生活してたら、
なんか気持ちがおかしくなってきたので中止。ひとまず夜のりイング電気と、
ごはんだけは普通に戻す。でも外出中は(まあ冷凍庫とかも大して入ってないし)
ブレーカーを落として。とか。

●募金:
別に特に人に言う必要のないことだけど、、、後で書くけど、
意外に行動表示しておくことも意味あるかもと思って書いておく。募金ログ。
しめて32,547円。

・Tポイント …100pt (=100円) ←ポイント残高がほとんどなかったorz
・東京三菱 …11,447円 ←精算で戻ってきてた残高をまるっと。
・Famiポート…10,000円 ←端末を使ってみたかったというのもあり。(日本赤十字)
・セゾンポイント…8000円 ←100pt=500円分を16口。
・日本赤十字…3000円 ←やりとりのノリで。せっかくなのでホントに振りこんどいた。

でね・・ちょっと考えた。
今まで、阪神とか新潟中越とか、すごく大変だなと思いつつ、
募金や節電やボランティアとか、実際に行動に起こさなかったのが、
今回なぜ募金や節電する気になったのか。

最初は、自分が直撃の被害を受けたときだけ、って現金な行為だなーと。
自嘲気味に思っていたのですが。(ま、別にゲンキンだって良いのですが。)

ちょっと考えたら、それもあるけど、
一方で、twitterの影響が大きいのかなと思いました。

週末、ずーーーーーーーっとタイムラインを見てたの。

そしたらなんかTVや新聞で伝わってくること内容も、
そこにあるの何かはなんだかすごくリアルで。
twitterで流れてくる現状。

私は、700ぐらいのフォロー数なので、 いつもは友人だけ見たいものだけを
リストで管理してみてるんだけど。だけどこういうとき、
とにかく情報を流れ込ませたいとき、allで見る。
そうすると、まあ、なんとかぎりぎり目視で流れを追えるぐあいのタイムラインで。
RTされてくる内容を含めて、リアルな声が、すごく流れてくるのを目のあたりに。

そういうのが大きかったのかなと。。。

先日、女子大生がつぶやいててtogetterされた内容で、
ちょっと衝撃を受けたのが、「mixiは公的で、twitterは私的なんです」っていう一言。
私たちは公開・非公開のロジックから、twitter=open、mixi=closeっていう先入観が
どうしてもあるんだけど。でもそういわれて思えば、確かに書き込むときの感覚としては、
mixiやブログみたいなものは、ある程度、文章をまとめるから「外側」の自分、
twitterは脊髄反射的につぶやいちゃったりするから「内側」の自分が出る。のかも。と。

そういう性質があるせいなのかもだけど、twitterから流れてくる何かがすごくリアルで、
節電やろう、募金しよう、っていうみんなの声もすごくリアルに伝わってきて、気持ちに響く。
そういうのが今回は何か今までと違っていたのかなって、
ふと思いました。

要するに。

twitterっていうのは、渦みたいな状態を生みやすい。
ヤシマ作戦(節電)とか、ウエシマ作戦(どうぞどうぞの精神)とか、
そういう善の渦みたいなパワーは、たとえ”ヒステリー”っぽくてもなんでもいいから、
被災地の一日も早い復興に、うまくつながればな・・・と思う次第です。