Daily Archives: 2011/03/18

【映画:DVD篇①】君に届け

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君に届け

kimitodo
地震による自宅勤務指令。ということで借りてきたDVDの1つですが。
まあ100本ノック・・・・は、映画館の映画で。と思っていたので番外編。
ただレビューを書く練習という意味では、カウントすることに。

原作は少女マンガ。

ティーンに流行ってるらしい( ←という言い方がもうすでになんか・・・苦笑)
という流れで、「しゃべくり007」に出てたSEVENTEENモデルが紹介してて
知った。のが会社にあったので勝手にお借りして読んだら、はまるはまる!
もう号泣。・・・・・とか思ってたら、次々に、現職場でも、前職場でも、
同じようにはまっている人続出!!
しかもティーンじゃなくて私と同じアラサーアラフォー世代。
しかも高男子率!!!!笑

そんな破壊力のある少女マンガ『君に届け』の映画化。

また雰囲気的に、主人公に多部ちゃんがぴったりなんだなー。
三浦春馬くんは、まあまあかな、でも爽やかだしいいかな、とか。
だいぶ上目線でキャスティング見ながらにやにや。
もうそんな時点でなんだか。。。
そんなんで、いいのか、俺。。アラサー女子32歳(Pд`q。)

というのは置いておいて。
ま、そんなアラサー男女でも楽しめるっていうことですよ。要するに。うん。
そんなこんな胸キュン必至!!

◎サダ子が健気すぎる

爽子という名前なのに、ロングな黒髪と、
おとなしい(ちょっと怖い) 雰囲気から「サダ子」というあだ名の女の子。
だけど本当はとっても心優しくて純粋で素直な女の子。
一方「爽やかな人気者男子」の代名詞みたいな、
”ザ・少女マンガ王子”な、風早くん。
普通、少女マンガといえば、片想いが王道ですが、(え?そこがすでにshowa??)
ここは珍しい ”両想い”ストーリー。両想いなのにすれ違い。ww

なぜかというと、サダ子は、「自分デフォルト避けられている」設定なので、
まさかまさか、あの人気者の風早くんが自分のことを好きなんて、
1ミリも、いや1マイクロも気づかない。思いもしない。発想すらない。状態。
なのでせっかくの風早くんの、まさかの王子様からの”恋心”が、
ことごとく「爽やかな親切」でかたづけられていく。笑

ま、そんなすれ違いの恋ものがたりですけども、
マンガ同様、サダ子が健気すぎるんですよね。

アニメはマンガの、ちょっとした小ネタ(ギャグ)を引きずるので、
間とか微妙で、こそばゆい感じもあったりするようですが、
そこはきちんと実写ということで、練り直された演出。

なので、ぜーんぜん無問題。(b´∀`)ネッ!
安心して、淡くてけなげな恋物語に浸って、おk♡

◎キャストがぴったりすぎる

なんかね、ちづも、やのちんも、龍も、キャスティングがぴったりな感じ。
やのちんは、GANTZの岸本恵の夏菜ちゃん。くるみちゃんも、ぴったり。
原作に愛があるキャスティング・演出だなーと思ったりしたんですが、
みなさんの感想はどうでしょうね。

タレントのスケジュールだったり大人の事情によるキャスティングというより、
世界観を大事にしたキャスティングっていう感じがちょっとしました。

もういいよねー高校生とか!!!!
素敵すぎるよ!楽しいでしょうよ!キュンキュンするよ!!笑

という、ほの甘い、
胸キュン♡チャージしたいときにおすすめ。
(ただし心に余力あるときに。あくまで少女マンガ全開の世界なのでw)

【映画:002】 英国王のスピーチ

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英国王のスピーチ

kings-speech
こちらもアカデミー賞発表前夜に観に行きました。
なのでだいぶ書くのが遅くなってしまいましたが・・・・。

最初に個人的な言い訳 をしますと、
前日、あまり寝てなくて寝不足で・・・。にも関わらずビールを片手に
観てしまったので・・・・・もんのすごい睡魔と闘っておりまして。。
そして正直、クライマックスのスピーチもだいぶウトウトとしてしまったという・・・。
まさかのMOTTAINAI鑑賞スタイルだったわけですが。。。

なので、ほんともう感想とか書く資格とかないんですけども。
でもせっかく観たので、おそるおそる書きます。笑
(100本ノックだし・・)

でもねでもね、だいぶ説得力ないかもですが、
でもね、それはもう、とっっっても素敵でチャーミングな映画でした。
これはほんと。 間違いないっす。

◎内気な王に共感

個人的には・・・というところですが、言いたいことがあっても、
うまく人に届くように伝えられない癖なので、内気な英国王の悩みには、
とても共感。(だからこそ最後の感動のスピーチの部分、
ちゃんと起きてて集中して聞いておくべきでしたが。。。 orz)

責任の重さと、期待に応えたい気持ちと、うまくいかないもどかしさ。
いらだちと、悲しみと、失望と、落ち込みと・・・・そして妻の愛。
そういう細かい機微がていねいに織り交ぜられていながらの、
コメディ劇。それも、すごくチャーミングな。

映画全体としては笑いも散りばめられているけど、
チャーミングですっとんきょうで動な感じの”ドクター”に対して、
英国王は、寡黙で誠実。愛にあふれてて静な感じ。
その英国王が、おおまじめにその滑稽な”治療”にとりくむ姿勢が、
本当になんともチャーミング♡

◎おちゃめなドクター

そしてやっぱりなんといってもおちゃめなドクター。
荒唐無稽でつかみどころがなく、それでいて、軸があるドクター。

この映画を見るちょっと前に、「自分のぶれない軸があるか?」みたいな本を
読んでいたので、自分自身の軸ってなんだろう ?って思いながら観ると、
このチャーミングなドクター、まあ軸がぶれません。(笑)

相手が英国王だろうとなんだろうと、
患者である以上は、俺の患者。治療方針にはしたがってもらう、
というスタンス。・・・・・でもだからこそ、その軸がぶれないからこそ、
相手をガッチリ受け止められる安定感があるんだろうなと。
そういう安定感をもって、向い合い、受け止めるっていうことで、
世の中の「病」のおおかたは「治療」できるんじゃないかな。って。

なんとなくそんなことを思ったりしました。

◎監督賞

そういう意味ではアカデミー賞で監督賞も受賞していましたが、
イギリスの現役女王陛下の父上を題材に、こんなにも(ラブリーだけど)
笑いのあるコメディを撮ったという監督。若いんだよね、確か。
でも監督にも、きっと伝えたい何か、「ぶれない軸」があったからこそ、
こういうあたたかい愛にあふれた映画ができたんだろうなと。

あ、あと、クイーン(妻)も素敵でした。
あきらめていた英国王が、やけくそになって持ち帰ったレコードを聴くシーン。
その瞬間に、すごく小さな小さなキラキラする希望のかけらを見つけるシーン。
そこでの二人が愛おしすぎる素敵なシーンでした。
あの場面がとても印象的だったな。

愛は勝つ!ですね。。じーん。(T_T)

【映画:001】 ソーシャル・ネットワーク

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ソーシャル・ネットワーク

socialnetwork
観てから書くのだいぶ遅くなっちゃったけど。。。

アカデミー賞発表の前夜に、話題だった
『ソーシャルネットワーク』『英国王のスピーチ』を2本だてで観てきました。

Web(IT)の仕事・世界にどっぷりな身としては、
あの冒頭のノリとスピードとアドレナリン満載の空気につられて、
ひたすらドキドキと興奮しっぱなしでした。

1分1秒でも、速くサービスをリリース(公開)したものが、勝者。
1分1秒でも、相手に出遅れれば、敗者。
そういったスピードフルスロットルの世界のなかで、
自分の打ち込むコードによって、プログラムやサービスが、
次々と画面のなかで動き始め、命が吹き込まれていくという感動。

ものを作りという単純なわくわく感(アドレナリン)に、
スピード感という増強剤(ドーピング)が加わった感じの、
あの高揚感。そういう高揚感に私たちは中毒化してるんだと思う。
そのテンションが、すごく伝わってきた。
特に「交際ステータス」のアイディアを思いついて、いてもたってもいられず、
マークが雪の中サンダルで転びそうになりながら走ってくシーンとか。
そういうまわりが見えなくなるような「夢中」になる感じ。巨大なおもちゃ。

そういう巨大なおもちゃに夢中なおたくITキッズたちが、
資本(投資)主義の凶暴な暴風雨のなかに飲み込まれていく。
荒波をうまくのりこなし、”宝島”にたどりついたようにみえても、
同時に失ってしまうものもある。みたいな。

(あ、全然そんなグーニーズ的な映画じゃないんだけどね。。。ま、比喩として。)

この映画はアカデミー賞で「脚色賞」なるものを受賞していました。
なので映画から受け取る、友情とか思いだったり切なさだったりとかは、
まあ実際のfacebook創業者たちのリアルなドラマとは、だいぶかけはなれた、
仕立て上げられた”美しい物語”なのかもしれないけれどね。

ま、とにもかくにも、そんなことより、
個人的にはCFOのアルゴリズム王子に、
もう胸きゅん♡でした。

要チェックやで!笑

(そこ結論…!??)