【映画:001】 ソーシャル・ネットワーク

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ソーシャル・ネットワーク

socialnetwork
観てから書くのだいぶ遅くなっちゃったけど。。。

アカデミー賞発表の前夜に、話題だった
『ソーシャルネットワーク』『英国王のスピーチ』を2本だてで観てきました。

Web(IT)の仕事・世界にどっぷりな身としては、
あの冒頭のノリとスピードとアドレナリン満載の空気につられて、
ひたすらドキドキと興奮しっぱなしでした。

1分1秒でも、速くサービスをリリース(公開)したものが、勝者。
1分1秒でも、相手に出遅れれば、敗者。
そういったスピードフルスロットルの世界のなかで、
自分の打ち込むコードによって、プログラムやサービスが、
次々と画面のなかで動き始め、命が吹き込まれていくという感動。

ものを作りという単純なわくわく感(アドレナリン)に、
スピード感という増強剤(ドーピング)が加わった感じの、
あの高揚感。そういう高揚感に私たちは中毒化してるんだと思う。
そのテンションが、すごく伝わってきた。
特に「交際ステータス」のアイディアを思いついて、いてもたってもいられず、
マークが雪の中サンダルで転びそうになりながら走ってくシーンとか。
そういうまわりが見えなくなるような「夢中」になる感じ。巨大なおもちゃ。

そういう巨大なおもちゃに夢中なおたくITキッズたちが、
資本(投資)主義の凶暴な暴風雨のなかに飲み込まれていく。
荒波をうまくのりこなし、”宝島”にたどりついたようにみえても、
同時に失ってしまうものもある。みたいな。

(あ、全然そんなグーニーズ的な映画じゃないんだけどね。。。ま、比喩として。)

この映画はアカデミー賞で「脚色賞」なるものを受賞していました。
なので映画から受け取る、友情とか思いだったり切なさだったりとかは、
まあ実際のfacebook創業者たちのリアルなドラマとは、だいぶかけはなれた、
仕立て上げられた”美しい物語”なのかもしれないけれどね。

ま、とにもかくにも、そんなことより、
個人的にはCFOのアルゴリズム王子に、
もう胸きゅん♡でした。

要チェックやで!笑

(そこ結論…!??)

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