『ソーシャル・ネットワーク』
観てから書くのだいぶ遅くなっちゃったけど。。。
アカデミー賞発表の前夜に、話題だった
『ソーシャルネットワーク』『英国王のスピーチ』を2本だてで観てきました。
Web(IT)の仕事・世界にどっぷりな身としては、
あの冒頭のノリとスピードとアドレナリン満載の空気につられて、
ひたすらドキドキと興奮しっぱなしでした。
1分1秒でも、速くサービスをリリース(公開)したものが、勝者。
1分1秒でも、相手に出遅れれば、敗者。
そういったスピードフルスロットルの世界のなかで、
自分の打ち込むコードによって、プログラムやサービスが、
次々と画面のなかで動き始め、命が吹き込まれていくという感動。
ものを作りという単純なわくわく感(アドレナリン)に、
スピード感という増強剤(ドーピング)が加わった感じの、
あの高揚感。そういう高揚感に私たちは中毒化してるんだと思う。
そのテンションが、すごく伝わってきた。
特に「交際ステータス」のアイディアを思いついて、いてもたってもいられず、
マークが雪の中サンダルで転びそうになりながら走ってくシーンとか。
そういうまわりが見えなくなるような「夢中」になる感じ。巨大なおもちゃ。
そういう巨大なおもちゃに夢中なおたくITキッズたちが、
資本(投資)主義の凶暴な暴風雨のなかに飲み込まれていく。
荒波をうまくのりこなし、”宝島”にたどりついたようにみえても、
同時に失ってしまうものもある。みたいな。
(あ、全然そんなグーニーズ的な映画じゃないんだけどね。。。ま、比喩として。)
この映画はアカデミー賞で「脚色賞」なるものを受賞していました。
なので映画から受け取る、友情とか思いだったり切なさだったりとかは、
まあ実際のfacebook創業者たちのリアルなドラマとは、だいぶかけはなれた、
仕立て上げられた”美しい物語”なのかもしれないけれどね。
ま、とにもかくにも、そんなことより、
個人的にはCFOのアルゴリズム王子に、
もう胸きゅん♡でした。
要チェックやで!笑
(そこ結論…!??)
【映画:001】 ソーシャル・ネットワーク
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