Monthly Archives: 4月 2011

【映画:DVD篇⑦】SP野望篇

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

SP 野望篇

sp
眠れなかったので、TSUTAYAで借りてきた「SP 野望篇」を。

先日、劇場でFinal Episodeの「SP 革命篇」を先に観て
順序があべこべになっちゃったけど、
その前の作品「野望篇」をDVDで。

冒頭のイントロのシーン。
・・・・あれ?これ知ってる?すでにTVでやってた?
と思って観てたら、そういえば特ダネ!か何かで、
冒頭シーンだけ流してたのを見ただけだったみたい。

ま、それはともかく。

革命篇のときも思ったけど、
こんなに映像を計算しきって創り出すことができるってすごいなーと。
ストーリーも、演出表現も、カメラワークも、何もかも。

例えば長まわしのシーンとか。
以前、是枝監督の映画(妻夫木聡と竹内結子の大正時代のやつ)の
番宣をしていたときとか、あと三谷幸喜の「THE有頂天ホテル」のとき、
長まわしのシーンについて特集してたのを見たことがありますが。

そういうので撮影シーン(メイキング)とか見てると、
役者さんの動き、カメラの動き、とか計算するのとか、
あと画面のなかで観客の視線の注目ポイントの流れの計算とか。
ほんとすげえなと。

SPでも最初のほうの伊達議員のパーティの場面とか、
意味深な長まわしで、不安感を煽る感じのシーンがあって。
そういうのすごい大変そうでもはや想像するだけで発狂しそうというかw、
理解を超越した領域だなーって。
もはや・・・・ネ申。

あと鏡だらけのトイレのシーンとかね。
カメラ映りこまないようにしてるのかなとか、
編集とかでCGで消すのかな??とか。

まあ映画館ではなくDVDで観てたこともあり、
そんなとこをチラチラ考えながら観てました。

あとアクション監督ってやっぱりすげえなあーと。
同じく10月30日公開だった「牙狼」とかでも、
本トそう思いました。
アクションシーンを作るってすごいなーって。

ま、そんなこんなですが。

映像としてすげえすげえと思って観てたんですが、
先に、「革命篇」を観ちゃったせいかな。。。

ストーリー?というか、
流れとしては・・・・、

いやいやいや・・
さすがに、ちとやりすぎじゃねえ?感が。笑

てかもう岡田君の「井上薫」が、
もはやレベルをこえて超人的すぎて。。。苦笑
さすがにチョットついていけないっすよ、みたいな。ww

革命篇のほうがそのあたり、
尾形さんにフォーカスが分散されてたり、
「革命」っていう肝心の事件にクライマックスがあるから、
いい感じに、薫くんの超人ぷりが削ぎ落とされて、
面白かった気がしました。

(尾形さんカッコ良かったし♥ …てそれは関係ないですね、はい。)

【映画:005】阪急電車

0
Filed under 【100本ノック】映画, ひとりごと, 映画ログ

阪急電車 =片道15分の奇跡=

hankyudensha
『フリーター家を買う』の有川浩の、
陽だまりのような温かさが残るほっこりとした小説。
劇団ひとりの『陰日なたに咲く』 を陽だまりにした感じ。
そんな小説の映画化された作品。
公開初日で、観てきました。

*******
宝塚駅から西宮北口駅までを結ぶ片道わずか15分。
そんなローカル線、阪急電車の車内で交差する乗客たちの、
それぞれのほろ苦くもほっこりする物語。
いろいろ抱えている人たちが、すれ違いのなかで、
ちょっとした交わりのなかで前向きな気持ちを取り戻してく・・・。
*******

◎交差するいろいろな女子の物語

小説読んでるときは気づかなかったけど、
これは「女子のいろいろな物語」だったのですね。

すごく良かった!!!
女子の映画だなーと。
めっちゃ泣く。

ひとつひとつのエピソードと言葉に、
すごく胸を締め付けられるような、
切ない涙があふれて止まらないです。
どの世代のエピソードにも。

◎我慢してる涙をちゃんと泣かせてくれる存在

我慢してる涙をちゃんと泣かせてくれる存在って
すごく優しくて素敵だなって。。

映画のなかで、それぞれが、
そんな存在に出会って、
ぎりぎりに張りつめてた気持ちが
ほどける瞬間ごとに、
すごく泣ける。

映画のなかでは阪急電車のなかで、
それぞれそういった存在に出会うわけですけども、
確かにそういう存在って、もしかしたら、
自分の「日常の人間関係」の外の存在なのかも
しれないなって映画を観ながら思いました。

ただ、今の時代、、、

この物語みたいに見ず知らずの人と
そんな触れ合いをするのが難しかったりするし。。
だからみんな(社会)が塞がっていっちゃうのかな…。
とか思いました。

でも身近な人であってもそうでなくても、
そうやって我慢してる張りつめた思いを
スルッと外に出してあげる”一言”って、
他人からもらうものだから…。
だから「そういう一言」をかけられる人に
なりたいな、なれたらいいなって。。

そういう人はたぶん、
自分自身も傷ついたりすることから逃げないで、
いろいろ最後まで考え抜いてる日々があるからこそ、
でもって、常日頃からちゃんと人と向き合ってるからこそ、
すれちがいの人の傷にも上手に触れるんじゃないかなと。。
逃げないで生きていくこと。うーーん、難しいことですよね・・・
でも変わりたいと思う。少しずつでも・・・

◎要領のいい人、そうじゃない人、そして考えるということ。

しかし中谷美紀様の役が自分と同い年の設定だったとは…。
最初の出だしから、なんか同い年ってだけで、
身につまされる思いでした。。

要領がいいタイプと損するタイプ。
まあ損するタイプだからって、
必ずイコール美人っていうわけとは限らないけど(笑)。

でも確かに「そういうタイプ」っているよね、と。
そういう要領よくひょいひょい器用にいけちゃう人を
うらやましく思うときもあるけど、
でも、逆にそういった要領のよさに、
ひょいっと乱されたりしても泣き入らずに、
真正面から向き合う強さとか、
すごくまぶしい。

損する人生を堂々と凛と生き抜く強さは
本当の強さでかっこいいなと。

「損するタイプ」っていう自意識があると、
そのことを言い訳にしてしまいがちだから。
「損するタイプ」である自分に向き合って、
傷つくことをよりも自分の求めることに向かって、
凛と突き進むこと。

なんか自分も、いろいろうわべだけじゃなくて、
ちゃんと考えて生きていかなきゃいけないなと思いました。

まあ…こうして言葉にしてしまうと軽いけども。。ね。。。
本ト、いろいろちゃんと考えなきゃ…

——-
ちょっと最近、
そういった「要領のよさ」だったりに、そういうものに、
疲れだったり疑問を感じたりして悶々と悩む。。
うーん、てか、そんな悩み自体、一種の逃げだったりするのかなぁ・・・。
もやもや・・・

【映画:004】イリュージョニスト

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

イリュージョニスト

illusionniste
予告編で観たときに、クレジットに「ジブリ」の名前を見て、
あと、色のトーンとかが好きで、気になってた作品。

******
時代遅れの手品師が、スコットランドの片田舎で、
自分を魔法使いと信じる貧しい少女アリスと出会う。
言葉の通じない二人だったが、追いかけてきたアリスとともに、
都会エジンバラ、で一緒に暮らし始める。
仕事がなかなか見つからず金銭的に苦しいなかでも、
アリスの信じる魔法が解けないようにと無理をする手品師。
しかしアリスも次第に大人になり、恋を知り・・・・
******

◎アニメーションの色と美術

アニメーションの絵がとにかくきれい。というか好き。
動きはディズニー的だけど、色とか背景とかの雰囲気が
STUDIO4℃みたいですごく好みでした。
鉄コン筋クリートとかだと「アジア」の町並みだけど、
あれの欧州バージョンみたいな。ロンドンの街並みとか、
哀愁のある感じですごく色気のある背景美術。

ストーリーのほうは、手品師とアリスが言葉が通じないので、
全編通してほとんど台詞がない。
つきはなされるというか観客に委ねられるというか。
観ている人の、考え方とか、積んできた人生とかによって、
それぞれ受け取り方が違ってくるんだろうなって。
なんか「いのちの食べかた」を見てるときと近い印象。

そういう意味では、DVDとかで手元に置いて、
自分のなかのいろんなタイミングで見返してみたりすると、
そのたびに受け取ったりするものが違ったりするんじゃないかな、
と思うような作品。

◎「今」の自分が感じたこと――「手品師」という仕事

そんななかで、今の自分・・・・でいうと。
仕事について、在りかたとか、生きかたとか、進みかたとか、
そういうのにいろいろと悩んだり迷ったりしてる時期なので。
そんな今の自分にとって身につまされる思いだったのが、
「手品師」という仕事。というか。

仕事をしていて「ウチらは手品師じゃないんですけど?」って
言いたくなるような無茶な要望がよくある。。。
実際によくそう言ったりもしてる。

でもその「手品師」も、魔法使いではなくて、
タネや仕掛けや努力とかがあって夢を見せてるわけで。

無理をしながら夢を見せようとばかりしていたら、
いつか叶えられなくなる現実が出てくるよな…とか。
自分の仕事ともすごく重なったりして。。

しかも。

夢を見せて喜んで欲しかったその相手は、
もしかしたら「自分だから」という理由ではなくて、
「魔法をかけてくれる相手だから」ついてきてるだけ、
だったりすることも、これまたよくある話で。。。

◎「魔法」を介さない”関係力”

魔法(=言うことを叶える)ではなくて、
人として人間味というかその自分自身として、
人を引きつけられて、人とつながるためには
どうしたらいいんだろうなー。って。

相手に喜んでもらうこと、のゴールの先に、
別の自分の願望(要望)があるというのが違うのかな。。

今の自分は、広告の仕事、をしているわけですが、
ユーザーに喜んでもらおうとは思うけど、
その先には「得意先(クライアント)の商売」という別のゴールが必ずある。

そういうのを、いかに要領よくやってやろう、
とのが広告の仕事なのかも……と。

魔法とか手品とか、何かを介して、
人と向きあっている限りはだめなのかもしれないですね。
キッカケというだけでなくて、媒体として、何かが間に存在すると、
温度はお互い届きにくくなる。。

自分の温度を相手に伝えたり、
相手の温度に触れることを恐れちゃだめだよなと。。

セリフのほとんどない「イリュージョニスト」を観ていて、
なんかそういった、今思ったことを、
書き残しておきたくなりました。なんとなく。

いつかまた別のタイミングで、観た自分が、
今自分が感じたことを、読み返せるように・・・。

【映画:wowow篇】ダーリンは外国人

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

ダーリンは外国人

darling
はい、どんどんいくよー。
こちらも、3月22日に観た作品。

ダーリンは外国人は、原作のマンガがすごく大好き♥
笑えるしほっこりするし愛があるし。うちの三姉妹、みたいな

ほのぼのマンガの映画化。
「抜かれるなら・・・ドギモがいいよね!」という言語マニア(フェチ?)の
日本語ペラペラ・アメリカ人のトニーを恋人にもつ、

マンガ家志望の女の子、サユリ(井上真央)。
普段は二人のほのぼのする日常だけど、
外国人の彼との恋愛ということで、
いろいろとちょっとしたすれ違いや戸惑いがあったり。。

外国人のトニーと、マンガ家という夢を
お父さんに認めてもらいたくて、 頑張ってるけどすごく焦ってしまう
サユリの気持ちはわかる気がする。

でもそんな焦るサユリを、
マイペースながら、 しっかりとあたたかく見守ってくれて、
包んでくれるトミーの存在がすごくあたたかくて、
観ててすごくほっこり。なんかジーンとする。

あと関係ないけど、 ふたりが住んでる家から駅までの道、の設定で、
ウチの近くの桜道がロケ地で使われているので
(※映画のなかでは桜シーズンじゃないけど)

そういう意味でもちょっと愛着がわきますね。笑

【映画:DVD篇⑥】食堂かたつむり

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

食堂かたつむり

katatsumuri
これも観たのは、3月22日で、1ヶ月前ですが。

食堂かたつむり。
王様のブランチで紹介されててこの原作も読んだのですが、
あまり好きではなくて。。なんというか「女子」っぽいというか。。。
手づくり好き女子のメルヘン&ガーリーな願望が詰まってて、
ちょっと砂糖強すぎて甘すぎるお菓子みたいな。。

自分のお店を持つという夢を描いていた倫子が、
男に騙され、夢のために貯めていたお金と”声”を失って、
傷心で、不仲の母と、豚のエルメスの住む故郷の実家に戻り…。
その地で、おばあちゃんに教わったレシピなどをもとに、

1日1組のお客様だけを迎える「食堂かたつむり」を開店する。
……。

まあ苦手というのは、ジュデーム・スープと呼ばれるようになる、
倫子が作ったスープを飲むと恋がうまくいく、という魔法みたいな話。
小説を読んでいたときは、その幸せの魔法がファンタジー過ぎて、
なんだか食傷な感じだったのですが。。

これも映像のチカラで、というか、
文字だけで自分のなかで描く世界より、
”美味しく”コーティングされているというか。

ママのルリコさんが余貴美子っていうナイス・キャスティングとか、
お妾さんのくだりとか、エルメス&ウェディングパーティのくだりとか、
そういうのが作り手の愛がいっぱい詰まってる感じがして、好きでした。
お妾さんのくだり、好きだったな♥

「食べて、祈って、恋をして」を観て以来、

「食べる」っていうことのパワーをすごく感じるのが、
ますますすごくそう感じました!

美味しいものを食べて、
幸せ気分に浸りたくなる作品!(´ ▽` )ノ

【映画:DVD篇⑤】告白

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

告白

kokuhaku
DVDで観たのが、3月22日。。
って、もはや1ヶ月以上前ですが。。。

同日に観た「悪人」と、逆軸で、映像演出の面ですごく感動した作品。
もともと「下妻物語」がすごく好きだったので、その中島哲也監督。
CM監督出身の人。原作も読んで、評判もすごいし、ずっとずっと
観たかった作品をやっと。。

とある中学生の教室。
担任の森口先生の独白から物語が始まる。
その告白は、シングルマザーの彼女の幼い愛娘が、
事故死とされているのが、実は彼女の教え子に殺された事件である、
というもの。教室のなかにいるその犯人の生徒をA、Bと呼び、
彼女の告白は続く。次第に生徒たちのなかで、A、Bは特定され…。
そしてその告白のあと、森口先生は教師の職を退くが、
淡々と彼女の「復讐」は綿密に進行していく。

「悪人」も「告白」も両方とも原作を読んでから映画を観て、
「悪人」のほうは原作から感じた世界観の再現力に驚いたのですが、
「告白」のほうは、逆に作りこまれた映像演出という仕事のチカラを
感じた作品でした。。。
正直なところ、「告白」の原作を読んだとき、まわりの言う、
怖い怖いという感覚があまりピンときてなかったのですが・・・。

映画を観たら、森口先生の「告白」の本当の意味がわかって、
すごくすごく怖かった。。。
誰かのフィルタを通すことでみえてくるもの、
そういうのが「演出」の仕事なのかもしれないなって。。。
しかもあの「問題作」と言われる内容とテーマを、
あんな奇抜な演出にして、なおかつ作品としてまとめあげて、
すごくすごく惹きつけられて、心の底まで掴まれるような感じで。
そして実際に、いろんな受賞というだけでなくて、
興業という意味でも、すごく実績をあげて。。。

作品としてのチカラに、とにかく圧倒された作品でした。

最後の「なんてね」の言葉に血が凍ります。
どこにかけられた意味だったんだろう。。

自炊なう♡

0
Filed under ひとりごと, 自炊ログ

夕ごはん作ったお♥
金曜に送別会があって、二次会でカラオケ行ったら土曜は筋肉痛。www
ほぼずっと寝てて、日曜は、映画とか行こうと思ってたんだけど、
wowowツインピークスの録画消化してたら、気づいたら夜。

・・・・的な週末でしたが。
スーパーだけ行ってごはんを自炊。
やっとみりんを調達して、先日買った銀むつ煮付
やーやばいねー美味すぎでした!
あと、水菜サラダと、ほうれん草としめじの白和えと、
大根の味噌汁で。


自炊なう♡, originally uploaded by parfum79.
あとはブリを買ってきたので、ぶり大根を作るっす。
明日の夜ごはん用。あと明日のお弁当を作らなきゃ。

てか、、、、
夜にお肉を食べないで、「お魚な夕ごはん」ダイエットを
してるんですが・・・痩せんのかな。これ。笑
ちょっと半信半疑ですが・・・。
(あと自炊すると塩分が高くなるww)

ま、健康のため、なるべく自炊がんばろうと!

春ベン♡

0
Filed under ひとりごと, 自炊ログ

そもそもね、おべんと作り始めたのは、
薄着の季節に向けてダイエットしないとなー。
という動機だったのですが。


お弁当3, originally uploaded by parfum79.

本日のおべんと。
春の旬食材な感じで★

・あさりの炊き込みご飯
・プチトマトのハニーマリネ
・ダシ巻き玉子(ちょっと甘め)
・サワラの味噌焼き

んにゃーーーー!(人´∀`*)
あさりの炊き込みが美味でした!!
たくさん作って冷凍しておいたので、
しばらく楽しめるぞーい♥
わーい。

あとね、サワラの味噌焼きですが、、、
ほんと、美味すぎて、もうネ申ですね!!!
西京焼きとか、味噌焼き、大好き!
あと、昨日スーパーで、
銀むつも買ったので、
週末は煮魚とかも作っちゃうぞ♥♥
(あとサワラの味噌漬けもまだ残ってる)

なかなか一人暮らしだと、焼き魚は厳しいですが、
味噌焼き・照り焼き・煮魚(=要はおつまみ系?w)
とかでお魚もちゃんと食べるようにしよう!

ダイエットうーーーーー!(o^∇^o)ノシ♪

食べること。大事なこと。

0
Filed under ひとりごと

先日おべんとばこを買ったので、ぼちぼち、おべんと生活。
あのシリコンの入れ物いいね。色がついてて明るくなるので重宝します★
洗ってまた使えるし。

十六穀米 肉じゃが玉子焼き(インゲン入)プチトマトのマリネ

おべんと♥, originally uploaded by parfum79.

土曜日に、久しぶりに映画を見て、
自分のブログの「映画ログ」をひさびさに眺めていたのですが。

「余命1ヶ月の花嫁」と「百万円と苦虫女」のレビューに、
なんだか今染みる感想が書いてあった。
(自分の感想だけど)

●「余命1ヶ月の花嫁」より

千恵さんは、「千恵さんであること」を、
きちんと大事にして余命を生き抜いた。
だからこそ、遺された遺族は、
千恵さんの死を納得して、
受け止めることができたのかな…って。

(中略)

もし、万が一、自分が誰かを遺して、
命を遂げなくちゃいけないシチュエーションになったら、
「自分は死ぬのに悔いないぐらい、超ハッピーだったよ!今!!」
って遺される人に伝えられるようになりたいな。
闘病の苦しいなかに、それができるのは至難の業だけど、
でも、それが遺される人に、最大のハッピーを遺してあげられる方法
なんじゃないかって。一緒にいてハッピーだったよ、悔いないよって。

でもなかなか死の瞬間にそんなこと言えないから、
だったらそのためにも、生きてる日々日常に、
つねに大事な人に「今わたしはハッピーだよ!」と、
言い切って伝えていくことって大事なのかもなって。

●「百万円と苦虫女」より

自炊とかお弁当とかって。
誰かのためにやればいいんだもん。
ちゃんと始めるのはその”誰か”ができてからでいいもん。
……って心のどこかで思ってたんですよ、私。
でも本当は自炊って、
自分の幸せ(健康とか快適とか充実とか)のために、
するもんなんですね。。。
なんか初めてわかった気がします(笑)。

こんないろいろな時期だからこそ、そんなところが心に沁みました。
やっぱり日々、日常の生活を大事にしていかないとだなって。

まあダイエット目的で、始めようと思った自炊生活(というかお弁当)ですけど、
やっぱり人間の心身はまず「食」からだなと、ここ最近、しみじみ思うです。
やっぱり年齢かなww

【映画:003】 SP革命篇

0
Filed under 【100本ノック】映画, 映画ログ

休日出勤で、午前中から打ち合わせ。
そのあと会社戻ってサクッと帰るつもりが、意外と時間かかってしまって、
帰り際にちょうど良い時間だったのが、18:40~@六本木ヒルズ。
ということで見てきました、「SP革命篇」!!!!

sp

ん??

あれですね、Webだと、ジャニーズタレントは、
ちょいちょい写真をイラスト加工して使われることがあるけど、、
このビジュアルは堤真一のほうが微妙なイラストっぽいですね。。
ま、そんなことは、どうでもいいんですが。

SP革命篇。

いやぁーーーーーーーーーかっこよかった!!!!!

ドラマ篇が始まった頃は、たしか岡田君に夢中で、
もうキュンキュンしながら見ていた記憶がありますが。
そんな中で、途中からは真木よう子、かわいいーーー♥♥♥
神!!てな感じになって。

でもって映画篇(革命篇)は、それにさらに、
尾形しゃんww(堤真一)がほんともう、
さらにカッコよかったーーー。
自分の信念に向かって力強く進み、
チームへの強い信頼。
とにかく強さを感じた。
こんな時期だからなんですかね、
「強さ」がすごくかっこよく見える。

映画全体としては、
「ストーリーがすごく練られてて膝をうつ!」、っていうのではないけど、
アクションシーンと、クライマックスへの盛り上がりが、
やっぱりすごい!!かっこいい!!!!

例えるなら、歌詞がよくて感動する曲ていうより、
メロディというか曲がよくて感動する曲って感じの映画。
(音楽はあまり詳しくないしそんな好きってわけじゃないけどね)

例えば最初のイントロとか。
平和を描くなかに、権力者と弱者と、表舞台と舞台裏と、
入り混じってだんだんと不穏な「その時」に近づいていく感じ。
だんだんとそういう空気が作られていって、観客が引き込まれて。

笑いありで、緩急つけつつ、2時間近くもの時間、
観客の集中力を切らさず惹きつけてくる映像。

そんなのが作れる人がいるんですもんね。。
すごい・・・・って。なんかしみじみ思いました。
音楽のチカラもすごいよね。
いい曲とかは特にそんなに深い興味はないほうだけど、
物語を演出する音楽っていうのはすごいなって思うです。

ザ・エンターテイメントだなっていう作品!
こういうの作れるのってホントすごい!!!!

ソーシャルメディアと、制作代理店。

0
Filed under ひとりごと, 仕事のこと

ソーシャルメディアについては、案件で相談を受けたり、
セミナーを受けたり、本読んだりしているのですが・・・。

ふと思ったことをメモ。

自分自身の肌感覚としても、セミナーや本とかにしても、
代理店が手を出すものではなく、サービス主・事業主が、
きちんと直接、スピーカーとして向きあって立つことが重要 、
と言われているし、それが正論だと思う。

ただ事業主がデカすぎると、
直接、顧客の前に立って向きあうのはリスクだっていうのも理解できるし、
そのリスクに対してソリューション(例えばクリエイティブ)をもって、
請け負う仕事をしているのが「代理店」ってなわけで。

である以上は、やっぱり、
「事業主がやるべきことだから」 って正論ふりかざして、
うちはやるべきじゃない・・・とか言ったりするのも違うなと。
最近思うようになりました。

正論が通ってばかりの世界じゃないから、こそ
代理店っていうのが存在してるんだと思う。

代理店っていうのは、そもそもそういう泥臭い仕事なんだから。
だから正論ではなく「できる方法が何か」を考えて、実行していって、
経験値と抜け道とやり方を蓄積していく仕事なんだなって。。

ふとそう思いました。。。

ひさびさの深夜労働…だけど腹がたつ夜。

0
Filed under ひとりごと

明日の朝までに…と約束した資料が、
まだ全然終わらなくて、ひさびさの深夜残業。

てか、本当はもっとちゃんと、
まっとうな時間にちゃんとやるつもりが……。

さっきすごくすごく腹のたつことがあり、
ちょっと後輩につきあってもらい、
ビールと肉で気持ちをおさめて、
ちとうたた寝して、さて、今から朝まで頑張るです。

あ゛―――――――――――。

それにしても腹が立つ。

私たちフロントの人間は、自分たちでモノが作れない。
社内のスタッフにお願いしようと、社外のスタッフにお願いしようと、
制作スタッフ=現場、の力を借りて仕事をしているわけで。

プロデューサが肩で風を切ってた時代もかつてはあったのかもしれないけど、
そんなのバブルの時代なのか何なのか知らないけど、
個人的には今の時代ナンセンスだと思うし。
現場に感謝できない人間なんてクソくらえだ!
(すみません、まだ酔いが少し残ってるのかね…)

大事な自分のつながりの人脈を、そんな輩に踏みにじられて、
(ただ自分は直接関わってないから、何もすることはできなくて)
現場の他の人たちは、すごくそのスタッフさんたちに感謝してるのに、
まるで弱い物いじめみたいな対応しやがって・・・・。なんなの。

その人がそういう仕事の仕方をするのは、それはそれでいい。
それで成り立ってる人間関係を勝手に築けばいいんだから。

というかそんなの私には関係ないし。
ただ自分の大事な仲間をそれに巻き込まれると、
本当に本当に腹がたつ。大事で信頼できる人だからこそ、
困ってる社内の案件で頼ったのに、
他にもいろいろとお願いしたりしてきたのに。
頼みたい仕事があったのに、その案件を優先して、
こちらが遠慮したりしてたのに。。
勝手にそのリソース横取りして、
あげくのはてに失礼な態度をとらないで欲しい。

ほんとに酷い。。。

同時に自分の無力さも情けないけど。。。

そういう人間が「身内」であること自体が悲しいことです。。。ほんと。