Daily Archives: 2010/10/04

『食べて、祈って、恋をして』

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日曜日は、高校時代の親友と久しぶりに会いまして。
六本木ヒルズでランチして、映画を観てきました。

食べて、祈って、恋をして

tabete

ジュリア・ロバーツ主演の、
悩めるアラサー(アラフォー?)が、
自分を取り戻すべく、イタリア・インド・バリと旅をして、
見つめ直していくという話。

※二宮和也主演の『大奥』も見たかったのでだいぶ迷いましたが。笑

沖縄に旅をして、
なんとなく自分の今を省みて、
仕事とか生き方とか、そういうのをふと、
足をとめてぼんやり考えてみたい時期だったので、
なんか色々と、気持ちがリンクする部分はありました。

まあ結論的には、
私と、リズ(ジュリア・ロバーツ)との相違点が多すぎたので、
うんうん!と無条件に共感する感じではなかったけど・・・・。

既婚じゃないし、自分探すって言って旅に出たいわけでもないし、
結婚と恋に破れて自分がぽっかり空虚感になる、とかでもないし。
(というより、私の空虚感は、むしろそれ以前の問題。笑)

でも、なんかしみじみ、納得感があったのがタイトル。

食べて→ 祈って → 恋をして。
eat  ・・・ pray ・・・ love.

という順番。
人が何かを、自分自身を取り戻すために、
または、空虚感におそわれた自分自身を満たすために、
しなければいけないこと(行動)の順番は、
食べる・考える・恋をする、っていうことなのかも
しれないなーというのが、なんだか妙に納得。

でもって最後(いちばん重要な最後に到達するもの)は、
恋なんですね・・・・と。
うーん、まあそこだけが結論なのかね…?
という気も、ひねくれた感想もなくはないですが。

でもシーンの中の、台詞のひとつ、ひとつに、
いろいろなメッセージ がこめられている気がして、
できたら自分がもっと余力があるときに、(祈りフェーズに入れたとき)
なんかもうちょっと時間をかけてゆっくり、ひとつひとつの言葉を紐解きながら、
ぼんやり改めて見直して、考えてみたりしたいなと。

そんな感じで思う映画でした。

そしてなによりやっぱり、
イタリア・インド・バリの景色がとにかくキレイでした!!!

また旅したい!!!

『雷桜』

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そして、もう1冊。
こちらも映画化された『雷桜』。

雷桜 (角川文庫)

試写を残念ながら、見逃してしまったのですが、
でもイメージつける前に読めて、
むしろ良かった!気がします。

蒼井優が「遊」なんだろうな、というだけのイメージだけで、
他の登場人物が誰なのか、わからず先入観なしで、
読み進めたので。

私、こういう作品がすきです!!

すごく良かった!

なんか一部、隠し砦…と話がリンクした気がしたのですが、
それは気のせいなのかな。。。

ま、でも。

それはともかく。

大切な誰かのために、
または大切な信念のために、
何かの覚悟を決める。
そのために人生を賭する。

という内容の話が、
私は好きなんだなーって思った。
情熱だの。愛だの衝動だの、にはあまり興味がない。
どちらかといえば静かな愛ゆえ、
悩んで覚悟を決めて、決断する。
みたいな話が好きーーです。

雷桜は、

そういう意味でも、描写的にも、
とても美しい話でした。
美しい…。

映画のほうも、雷桜の樹のある「千畳敷」とか、
ロケ地(背景)が美しいみたいなので、
ぜひ観たいです。。


『悪人』

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読書の量が、小さい頃に比べて減ったなーという反省から。
今年は、読書の秋にしようと思いまして。

『悪人』上下巻

悪人(上) (朝日文庫) 悪人(下) (朝日文庫)

深津絵理のモントリオール映画祭?で
女優賞受賞したのを受けて、
とんな感じなのかなと原作を読了。

うーん、深っちゃんなら、
映画のほうも少し観てみたいなような気もするけど、
なんか妻夫木は、違う気がするし。。。

作品自体も、個人的には気持ちの奥まで届くほどではなく。

まあでも、基本的には読みやすい感じ。
でした。