本当に「いまさら?」ぐらいな感じですが、今日会社帰りに、
ぎりぎり本屋が開いてたので、買って読みました。
「Twitter社会論」
いやはや、ずっと「twitter関連本」って食わず嫌いで敬遠してたんですが、
やはり読んでよかったです。旬な本は、やっぱり旬なときに読んでおくべき
ですね。
やっぱり仕事してるとすごく思うんだけど、本ていうのは、
会話のショートカットになりますよね。・・・て、これは元上司の受け売りですが。w
”こういう風に思っている、考えてる”、というのを伝えるのに、
つなたくてまとめ切れてない漠然とした自分の思考から、
ひとつひとつゼロベースで拾い上げるよりも、
「○○○○○の本に書いてあった、△△△△ということなんですが…」という、
”共通言語” があると、議論がすごくスムーズ。
ということならば、プロデューサたるもの、みんなが読んでるものは、
(本当ならば)なるべく目を通さないと…ですよね。うむ。。。
#ちょっと話が違うけど、この前打ち合わせで、
映画『フラッシュダンス』のエンディングシーンみたいにさ…という話になって。
何かで引用されてるシーンとかは見たことある気がするけど映画見てなくて
話についていけなかったのが悔しくて、「こういうところだよな!」と思った。
そういうところ、ですよね。。。
津田さん、わたしも割と早い時期にフォローして、
勝間さんの参入もリアルタイムで見てたので、
最後の対談もけっこう面白かったな。
あまりカツマーではなかったのですが、なんか少し好きになりました。
(勝間さんの人柄が…)
個人的には、収穫が2つ!!
・tsudaるってなんか楽しそーー!!やってみたい!と思ったこと。
(モバイルPCとemobileがほしいようー)
・勝間さんとの対談での津田さんの一言。
「そう。懐かしい感覚。『ネットで物書いてるのに、
雑誌のキャプション書いてるみたいだなあ』みたいな。」
これはイイ!使える!!
Daily Archives: 2010/02/27
読書ログ:Twitter社会論
真央ちゃんとキム・ヨナ
あと、、ちょっとだけ追加。
さっき、家に帰ってきて、ZERO見てて。
ダイジェストだったからハイライトシーンだけだったけど、、
キム・ヨナの演技に鳥肌たって、
真央ちゃんの演技に涙出た。
この二人はこの二人だったからこそ、
こんなにハイレベルな戦いができたんだろうなって。
この二人には、この二人だけの世界があるんじゃないかって。
(いや男子と女子だったらホント、運命の赤い糸ぐらいのレベルで。)
ガラスの仮面ぽい。
SPで真央ちゃんの演技が終わったあとのキム・ヨナの不適な微笑は、
私には、「真央…やりきったね。でも私も負けらんないからね」
みたいな笑みに見えた。ドラゴンボールの戦いの前の悟空みたいな。
んで、演技に入るとき、目頭を何回かおさえてたキム・ヨナ、
真央ちゃんの演技に感性が触れて、涙腺がゆるんだんじゃないか、、
とか思ったりして。ひそかに感動したりしてたんですが。。
キム・ヨナ、真央ちゃん、美姫ティ、とにかくすごい。
ほんとすごく感動しました。3人ともそうだけど、
彼女たちの言葉って、100%自分を甘やかさず、
100%まで努力してるからこそ、 言える言葉だな、、と。
いつも思います。特に真央ちゃん。
絶対に甘ったれてぼかした言葉を言わないし、
自分の努力に対して、変に謙遜もしたりもしない。
すごい。。
でも。。。それでも。。
最近、 CNNとかFOXとかBBCのニュースとかを、
iphoneで聴いたりするんですけど。
#この前ホームシェアしてる後輩の家でお鍋したとき、
#ルームメイトのひとりがアメリカボストンの女の子で。
#なんかその子としゃべってて刺激を受けた。。ww (単純・・・w)
もちろんオリンピックのニュースでは、
フィギュアスケートについては取り上げるんだけど、、、
(昨日SPの段階で)1位 キム・ヨナの最高レコードの話と、
3位 ロシェット選手の話しか、言ってなくて。。。
真央ちゃんはあれだけの演技をして、
女子でオリンピック初のトリプルアクセルを決めても、、、
(記録の点数は更新されるけど、初トリプルアクセルは一人だけなのに)
金をとらないと、世界には刻まれないんだな、、、って。。
なんだかちょっと、”世界”を目指す、というすごくシビアな世界を、
ほんのちょっとだけ、垣間見た気がしました。。。。
爬虫類体質。(+読書ログ:映画道楽)
今週が、、なんとか終わりました。。
最低だったな。コンディションが最悪で、
人に迷惑をかけた1週間だった。。
コンディション悪いときって、爬虫類みたいに、
自分自身の”温度”のコントロールがきかなくなる。。。
今日は、、いろんな”温度”を間違えて、、、
後からいろいろへこんだ。。
・・・・・と。。。
いろいろ考えると気持ち悪くなって吐きそうなので、、、
考えるのはもはや後回しにして……。
———
先週土曜に前職のOG先輩たちとランチしながら、
「プロデューサをがんばって目指してる」みたいな話をしたりして。
なんかその後で、ぶらぶら歩いてるとき、いきなり不意をつかれて、唐突に、
「プロデューサーとしてこの人はすごいって思う人はいる?」と質問されて。。。
とっさに出た名前が、ジブリの鈴木敏夫P。・・・自分で言って驚いた。
でも、、、いろいろと自分の中でも見つめ直したい部分があったので、
寝ながらこれを読み返してみました。。(先日の金曜ロードショーの
ナウシカがらみで、この本からの引用がネットでまわってたのもあり)
以下引用。
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【プロデューサーは監督の味方になるべき】
高畑さんはそれまでアニメーションを作ってきて、いろんなプロデューサーと会ってきた。いざ自分がプロデューサーをやるとしたら、どうすればいいのか。それを手探りで、自分で勉強しながらプロデューサーをやっていたんです。(中略)一度「プロデューサーで一番大事なことは何ですかね?」と高畑さんに聞いたことがあります。すると「それは簡単です。監督の味方になることです」と言われました。
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【高畑勲から学んだタイアップのこと】
(中略)高畑さんは作り手でもあるプロデューサーだから、制作側が意図するものと違うものを外に出されることを嫌う心理がよくわかる。つまり制作側を守りたいんです。
プロデューサーといっても、大きく分けると二つある。一つはお金を出して企画を立てて商品に仕上げる、プロモートというかコーディネートするプロデューサー。もう一つは、作る側の人間を主体にして作品を仕上げていくプロデューサー。高畑さんや僕は、後者の作る側に自分も入っていくタイプのプロデューサーなんです。
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(映画の宣伝は三位一体で作られる。)
【糸井重里との出会い】
悩んだ末に、「魔女ということはもうタイトルに出ています。宅急便なんで、空を飛ぶことも分かっています。あらゆるものは情報なんですから、他の斬り口にしたい」と、生意気にも糸井さんに言ったんです。
かわりに僕が出したビジュアル・イメージというのが、正面をむいたキキがパン屋で一人座っている絵柄です。このビジュアルを選んだのは、タイトルと対極だからです。魔女であることも空を飛ぶことも分かる。では他に何を伝えるべきか。これは思春期を迎えた、一人の女の子の話でしょう。それを絵にしなくてはだめだと思ったんです。だからこのビジュアルでコピーを作ってほしいと、改めて糸井さんにお願いしました。そこから「落ちこんだりもしたけれど、私は元気です」という糸井さんの名コピーが誕生したんです。三位一体とはこういうことです。
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【絵コンテを描いで作った予告編】
そういう状況下でやっていましたから、そのうちに、僕が絵コンテを最初に描くようにしたんです。そのコンテを元に、板垣さんと話し合うわけです。ただ、そうやって全部を最初に僕が絵をしているしてしまうのもよくないんですね。作る方としては「このままやればいいんでしょう」という気になってしまいますから。どうやって絵コンテの方向でありながら、そのままでないものを作るか。これが難しい。
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引用、、、長くなりすぎた。。。
でも。このあたりを読んでて、、今の自分のやり方の延長の中にでも、
自分の目指すプロデューサの方向性があるんじゃないかって。
(かなりおこがましいですが)ちょっと道筋が見えた気がしました。
というか・・・ほんの少しだけ、 自分を肯定できた気がした。
でも、、、”こっち”の方向って。
自分の憧れている方向でもあるけど、高いハードルなのもわかってる。。
自分に相当なキャパ(ゆるさ)がないと成立しない方向。
だってナウシカの企画を通すのに、接待麻雀(マージャンじゃないけど…)
しながら上を口説いたって逸話とかあったり。。すごすぎる。。。
いや麻雀うんぬんとかのディテールじゃなくてさ。。
作家(クリエイター)と、そのやりたいことに惚れ込んで、
その仕事を通すために、その仕事を実現化させるために、
”公私混同”上等、手段選ばず。きれいごとや正論並べるとかじゃなく、
相手のフトコロにきちんと入れる、口説き上手、というか。。。
以前言われた「色気のあるプロデューサー」ってやつというかね。
そこが足りない部分。そういう”愛嬌”みたいなのや、高畑勲監督
みたいな仕事へのストイックな執念がないと、なかなか成立しない
方向性なんだとは思いますが。。
とはいえ。。
・・・・鈴木敏夫プロデューサーに、高畑勲プロデューサーだなんて、
我ながら理想高杉ですが。。。 でも理想なんて高くてなんぼのもん。。
これからは本をいっぱい読みまくります。
これからは人といっぱい話します。
これからは映画もいっぱい見ます。
これからは。
はあぁぁぁ、、。頑張りまっする。(来週から…)