時をかける少女

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NAVERのまとめ練習題材にしようかと、「時をかける少女」をhuluで視聴。

・・・・と思ったけど、NAVERまとめにするには、
ちと内容が個人的過ぎるかなーと思って断念。ブログの方で書くことに。
#そう考えるとNAVERまとめは、書き手の個性とかジャマするもんなんだね…なるほど。


今回見たのは原田知世の映画バージョン。⇒ huluはこちら
ちなみに個人的に見た経緯はこんな感じ。

アニメ版(声:仲里依紗) ⇒ 劣化ドラマ版(内田有紀) ⇒ 映画版(原田知世) ☆イマココ


細田守監督のアニメ版はオリジナルストーリーで、いまどき高校生の話。

このブログにあるようにほんとに空気感がいい。
ストーリーも音楽もリズムも絵もすべてがなんだかいい感じ。
http://movie.maeda-y.com/movie/00760.htm

引用:
黒板や教室、草野球場、制服、放課後のもの悲しい夕焼け……ディテール豊かに描かれた作品世界は、見るものを否応なしにノスタルジックな感慨にひたらせる。バッハのゴールドベルグ変奏曲をはじめとする音楽がまた素晴らしく、久しぶりに”音の力”を感じさせられた。とくに予告編にも流れる主題歌(ガーネット/奥華子)は、エンドロールの最後までぜひ聞いてほしい名曲。

『時をかける少女』で残念なのは、完成がギリギリになってしまったせいか、物語の最終局面に入ってからの編集がいまいちバタバタしている点で、これはできればもう少し制作に時間をかけて、完成度を高めてほしかったところ。

しかし、サスペンスフルなストーリーは十分に面白いし、明るく素直な女の子と、心やさしい男二人の友情を軸にした展開は、高校モノに人々が期待するせつなさに満ちている。

結末も、見終わってすぐわかるようなものではなく、少し考えてから感動がやってくるという、いかにも大人向けのつくり。こういう”深い味わい”こそが、日本のアニメーションの持つ強みであり、世界中で評価される魅力でもある。




で、原田知世バージョンの映画なわけですが。・・・・の前に、劣化版ドラマ。

内田有紀×袴田吉彦×河相我聞に、妹役に安室ちゃんがいたり。
wikiを調べたりしてると映画ストーリーの焼き直しなんだけど、
若かりし頃の棒演技にくわえての若気の至りテンションがスパイシー。
本家を見ずともわかる盛大な劣化版。(でもなんか妙に気になって見ちゃうんですけどww)

が、しかし。

実は、たぶん正直、これを見てなかったら
原田知世版を見てなかったかもな、と思うのが不思議なところ。


いやはや、原田知世も見てみたらけっこうな棒だったんだけど、
昭和の少女漫画な話し方なのと、映画の質感でなんとなくそれも◎だけど、
若かりし頃の内田×袴田×河合トリオもまたかなりの演技もかなりこそばゆい。
でも妹役で安室ちゃんが出てたり、そのハイテンション棒演技が、
妙にはまるというか気になっちゃう感じで、ついつい見ちゃう。



このドラマシリーズの芳山和子が、
アニメ版にも出てくる真琴の叔母さん!というのをwikiで知り、
このストーリー、原田知世版で見たい!となってくる流れ。

・・・・・劣化版おそるべし。意外なる引きたて役!ナイスアシスト!


というわけで、原田知世版ですが。

やはり可愛い!可愛いんです。

たしかに今見ると剛力デジャブがあるし、
後半とかアップになると、のりピーに見えてくる現象はあるんですけども。
やはりなんだろうなー今の名ばかの清純派とは一味ちがう感じの清涼感。
原田知世がこぞって絶賛される理由がわかります。

おさななじみの「ごろーちゃん」は、劣化版では河相我聞が演じてた役ですが
映画版では、いまやときめく(?)あまちゃんパパの尾美としのり。
尾美さんは、さすがで、力抜けてていい感じ。
おさななじみなのに呼び名が「芳山くん」というのもなんとも昭和のノスタルジー。
なんとなく顔もノリも濱田岳くんに似てる気がする若かりしあまちゃんパパ。GJ!

映画版については、ネタバレ気にしない方は、こちらの記事がおすすめ!
http://baphoo.hatenablog.com/entry/20130707/p1

個人的には、いつもは古い映画ってあまり得意じゃないんだけど、
これは「映画っていいなあ」って質感のある感じの映像美。
いろんなノスタルジーが織り交ざって、いいなーと思える映画でした。

あと!!!

ほんと、R35の独女的には、原田知世に見習うべきところがもりだくさん。
ほんと、女子力のネ申!

ごろーちゃんち
高校生ながら家業を手伝ってるごろーちゃんにハンカチを返しにいったとき、
帰りの挨拶に「お仕事のジャマしてごめんなさい」ときちんと言える高校生・・

靴そろえる
深町くんのお宅に上がるときに、きちんと靴をそろえてとなりの靴もそろえる!
基本をさらりとできる女子!

手を添える
さよならのときの相手からの握手には、もちろん包み込むように両の手で!キュン!
(バイバイじゃないよ、さよならで握手だよ、昭和!)

パジャマ
火事のあと、いい感じの深町くんとの夜道で帰り際の一言に
「もうっパジャマのままで。風邪ひきますよっ」ですって??

両手上目遣い
ごろーちゃんへのさよならにも、
両手つつみ&上目づかいで神がかりな破壊力。


もう感服です・・・・。
昭和の女子力、猛者すぎる。
平成でイージーに生きるのを許されてここまできてしまった
R35独女にはハードル高すぎっす。

完膚なきまでの敗北・・・。


おまけ)
最近へこんでるときに見た(アニメ版と同じ)細田守監督のサマーウォーズより。
栄ばあちゃんの言葉がちょくちょく染みる。

「まあ、まずは落ち着きなさい。
人間、落ち着きが肝心だよ。」

「いちばんいけないのはおなかがすいていることと、独りでいること」


女子力を少しでも身につけたいと思うとともに・・
か弱く生きてられるわけでもない現代の現実デシタ。
がんばれ俺!


いやあ、映画って、本当にいいものですね!(

hulu

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