見てきました、
クライマーズ・ハイ。
いやはや。
テーマそのものよりも、
Webっていうスピードのはやい世界にいながら、
今自分のいるところは、
まだまだぬるい仕事なんだなって、
反省しました。。。。
凄惨な現場を見たり、
心と身体を削って擦り減らしたり、
汗水たらして駆けずりまわったりしながら現場が動き、
一瞬の現場の判断によって、
翌朝印刷されてみんなの目に届く
ニュースの内容が作り上げられていく。
そんな世界の一方で。。涼しいオフィスで、
メールにコピペで仕事こなしてる気になってて・・・。
毎日が納品、みたいな過酷な世界を知ってるわけでもないくせに、
新聞やら旧メディアの世界を「時代遅れ」呼わばりする、
今、自分のいるこの文化に、やっぱり正直ついていけなくなってきています。。。
(「グーグルに勝つ広告モデル」という本を読んでる影響もあるかも…ですが。)
まあそれはとにかくとしても、
新聞の現場というものに、
なんか尊敬の念をおぼえました。。
堤慎一も、迫力すごくてかっこよくて。
随所に出てくる「クライマー(山登り)」との対比というか・・・
ぎりぎりのところで積み上げていく感覚がまた、
かっこよくて、しびれます。。。
あと”仕掛けよう”としているときの
編集の現場の強い結束力とチームワーク。
そして一緒に闘った仲間同士の底にある信頼感。
ほんとかっこいい!!!
すごかったな・・・。
本当にしびれました。そしてまた、日航機墜落という事件の
インパクトの大きさも。。。。
現場雑記のコトバの持つ力が、
スクリーン超えて伝わってきた。
みんな命がけで仕事してました。
そんな現場にあるクライマーズ・ハイ。
いい映画でした……。