『償い』 矢口敦子

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映画だけでなく、読書についやす、というのも、
テレビがない名古屋の実家にいるときの貴重な時間のすごし方。
というわけで、映画にいった帰りの本屋で、
・『償い』
・『食堂かたつむり』
・『チーム・バチスタの栄光 上・下』
をゲットしてきました。
さっそく『償い』と『食堂かたつむり』を読了。
『償い』
王様のブランチでクローズアップされていた本。平成15年(5年前?)に
初版された本(発表はもうちょっと前かな?)が書店店員のポップとかで
クローズアップされ再び注目されたとか。
ストーリーとしては、ブランチ見たときにも思ったけど、
浦沢直樹の『MONSTER』と設定がかぶる。
天才(?)脳外科医が主人公で、
救った子どもが連続殺人事件の犯人かもしれない……?
といった疑惑とか。それでその後、とある事件を機に、
医者を辞めてホームレス………というところにも共通点。
そんなこんなでどうしても『MONSTER』と無意識に比較しながら
読み進めてしまうからか、あまり作品に入り込んで感動には
いたらなかったかもです。個人的には東野圭吾の作品みたいな、
深くえぐられるような感じのほうが好み(?)ですね。
というところで、昼食に出かけるとかで、
ママンが急かすので、『食堂かたつむり』の感想はまた後ほど……(笑)。