『中村勇吾』2008.4.1

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見逃した『プロフェッショナル 仕事の流儀』のビデオを、
会社の先輩に借りたので、
観ました、中村勇吾。
(今日は2回目)
■いかに試行錯誤するか
徹底的にいかに多くのパターンを試してみるか。
考えぬいた自信。
1時間で10パターン、1日100パターンもの試行錯誤。
これだけの(予期しないパターンも含めて)試行錯誤の数を、
やりぬく密度って、やっぱりプログラミングでデザインする方法のほうが、
圧倒的なパターン数を試せる気がする。
すごいなあ。
数の美学。
効率のいいスマートさの追及はもう飽き飽き。
考えぬくということの徹底さ。
そんな仕事スタイルがいいなあ。
■Action Script
なんか観てると、半年間ぐらい、
みっちりAction Scriptを勉強したいなあ。
……と思いました。
お金がないから難しいけど、仕事とかしないで、
半年間ぐらいみっちりAction Scriptをひたすら
やり続けるの。うーん!!憧れ!!
宝くじ当てるとか……。
誰か小金もってる人と結婚して
一時的に専業主婦するとか……。
もしくは中村勇吾みたいに
モチベーション持てないけど
給料がいい別の仕事に就くか……。
万が一そんなシチュエーションになったら、
やりたいな(笑)。
■個人の思考のなかにこそあるイノベーション
「いくら毎日毎日会議して、
 究極的に会社を効率化しても、
 やっぱり個人の頭の中で起こってるコラボレーション以上の
 ものはないのかな、
 というふうには思いますけどね。」
この言葉に非常に共感をおぼえました!!
会議だったりすると、”アイディア”の段階で、
著作権だったり会社の利権だったりクライアントの意向だったり、
“実現性”っていう足かせをはめようとするネガティブ意見が、
どうしても出てきてしまうし。
でも個人の頭のなかだけなら、
クライアント都合だろうが、著作権だろうがは、
二の次、三の次で、くそくらえ!!で、
まずは”アイディア”レベルで考えを進めることができますよね。
純粋にアイディアを研ぎ澄ますことに集中してから、
how どうやるか?を考えることができる。
まずは仕様とか詰める前に、
プロトタイプ(試作)を作っちゃって、
またそのプロトタイプを作る中での試行錯誤で、
またさらにブラッシュアップして。
固めて作る、は、やっぱりWeb的じゃない気がしますね。
作りながら固めていく……みたいなほうがWebっぽい。
永遠のベータ版ってやつですね(笑)。
そういう風に仕事したいのに、
自分に、自分の手で作り出すだけの
プログラミングなりデザインなりの技術が
足りてないのが悔しいなあ………。
■無言語コンテンツ
まだユニクロさんの仕事をやってたとき、
(私自身は別のプロジェクトに入ってたけど)
中村勇吾のつくったやつで感銘を受けたことがあります。
UNIQLOCK。
ネーミング自体も秀逸だし、
服を魅せるコンテンツとしての完成度、に、
普通に、さすが!!と思ったんですが。。。
それに加えて、
頭ぶん殴られたみたいな衝撃を受けたのは、
デザイナー経由でそのコンセプトを聞いたとき。
「グローバルに、
 世界にひろがるコンテンツを
 つくる」
 !!!!!
それを聞いて、
衝撃を受けたわけです。
“時計”דダンス”ד音楽”
言語に依存しない。
時計も、
ダンスも、
音楽も。
すごい!!
しかもちゃんとUNIQLOの服に目がいくような、
アートディレクション!!
(それは佐藤可士和の功績もあるのかな。)
お題を100%クリアしてて、なおかつそれでいて、
美しくてコンテンツとしてもついつい見ちゃうような
魅力があるもの。
“言語”に依存しないコンテンツデザインを
つくれるようになるのが夢であり目標ですね!!
 
うっしゃ。