『食堂かたつむり』
これも観たのは、3月22日で、1ヶ月前ですが。
食堂かたつむり。
王様のブランチで紹介されててこの原作も読んだのですが、
あまり好きではなくて。。なんというか「女子」っぽいというか。。。
手づくり好き女子のメルヘン&ガーリーな願望が詰まってて、
ちょっと砂糖強すぎて甘すぎるお菓子みたいな。。
自分のお店を持つという夢を描いていた倫子が、
男に騙され、夢のために貯めていたお金と”声”を失って、
傷心で、不仲の母と、豚のエルメスの住む故郷の実家に戻り…。
その地で、おばあちゃんに教わったレシピなどをもとに、
1日1組のお客様だけを迎える「食堂かたつむり」を開店する。
……。
まあ苦手というのは、ジュデーム・スープと呼ばれるようになる、
倫子が作ったスープを飲むと恋がうまくいく、という魔法みたいな話。
小説を読んでいたときは、その幸せの魔法がファンタジー過ぎて、
なんだか食傷な感じだったのですが。。
これも映像のチカラで、というか、
文字だけで自分のなかで描く世界より、
”美味しく”コーティングされているというか。
ママのルリコさんが余貴美子っていうナイス・キャスティングとか、
お妾さんのくだりとか、エルメス&ウェディングパーティのくだりとか、
そういうのが作り手の愛がいっぱい詰まってる感じがして、好きでした。
お妾さんのくだり、好きだったな♥
「食べて、祈って、恋をして」を観て以来、
「食べる」っていうことのパワーをすごく感じるのが、
ますますすごくそう感じました!
美味しいものを食べて、
幸せ気分に浸りたくなる作品!(´ ▽` )ノ
【映画:DVD篇⑥】食堂かたつむり
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