覚悟がきまる音。

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覚悟がきまるときの音(効果音)って、
なんだろうな。。。
売れっ子のマンガ家だったらこういうのに
ピッタリな擬音(擬態語?)をつけるんだろうけど。
私の場合は、
「カチャン」
だなあ。なんとなく。
今、『悼む人』(天童荒太)を読んでいるのですが、
途中で、
“怜司”という登場人物が、
自分の大事な人が傷つけられるシーンで、
親友にタンカきるところがあって。
そのシーンで、なんか、
「カチャン」って覚悟の音が聞こえた気がしました。
もう隠さず言っちゃうけど、
私の人生(今の時点では)、
衣食住の基本的最低限の生活をのぞいたら、
ほぼ100%に近いウェイトで「仕事」が占めてる。
時間、もそうだし、
価値観、もそうだし、
行動、もそうだし、
生活、もそうだし、
気持ちも思考もそうで。
(かっこ悪いし、なんかみっともないし、
なるべく認めたくなかったんですが……。)
でもその「カチャン」って音を心のなかで持ってる人の仕事は、
凄まじいんだと思う。
私にはその「カチャン」が足りない……。
守っていく存在。
守りたい存在。
家族でも志でも使命でも
プライドでもなんでもいい。
これだけは死ぬ気で守りたい、と思えるものを、
何か見つけたいです……。