Daily Archives: 2011/05/07

ジュリエットからの手紙

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映画の宣伝で。ジュリエットからの手紙の言葉。

you need only the courage. follow your heart.

映画も見たいね。
5/14公開。

「自分を信じる」こと。

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ここ最近、仕事とかスタンスとか、そういうのを色々考える。
そんななかで、この言葉がすごく心に響く。

◎ドリュー・バリモア
ザベストハウスという番組を見てて、天才子役としてドリュー・バリモアの人生が取り上げられてた。挫折のどん底のなかで自分のE.T.の映画を見たドリュー・バリモア。「負けない。いつかハリウッドのドまんなかに戻ってみせる」と。そして、奇跡の復活を遂げる。

 「ずっと自分から去らない人を探していたが、
 気づいたの。それが自分だったということ。
 自分だけがずっと側にいてくれる


表舞台に戻ろうとオーディションを受けまくり、17歳で大胆な濡れ場を演じ、セレブが集う様々なパーティーでわざと破天荒な自分の姿をパパラッチさせる。酒もドラッグもなしで。奔放なドリューとしてティーンの支持を受け、映画オファーも殺到。25歳のときにチャーリーズエンジェルに出演。

引用元:天才子役ドリュー・バリモアの波乱万丈な人生を紹介。5月4日(水)ザ・ベストハウス123(フジテレ – 最近の気になることをつぶやきます。 – 楽天ブログ(Blog)ドリュー・バリモアを転落させた母の言葉|ザ・ベストハウス123 – テレビのブログ


◎マイケル・ジャクソン

 みんな自分の能力を疑いすぎるのです。
 自分で自分を疑っていては、最善を尽くすことなんてできないんです。
 自分が信じなかったとしたら、誰が信じてくれるのでしょう?
 
引用元:みんな自分の能力を疑いすぎるのです。… – clip.19770221.com

そして「八日目の蝉」でも―。

私はなんとなく他人のことを気にしすぎてきた気がする。
他人のことを気にしすぎて、自分のことをないがしろにして、
32年間生きてきたような気がする。


最近、人とのかかわり方とか、スタンスとかについて、
なんかいろいろと考える…。自分のスタンス。
他の人のスタンスとか。

世の中には、ぐいぐい前に出れる人がいる。
言葉やアピールによって実力以上に見せる、ということを毛嫌いしてたけど、
「実力」なんていうのも、人が評価して決めるもの。
実力の本質、というものを信じていたところがあるけど、
虚像だったら虚像も、それもある意味、実力の本質の一部なんじゃないかって。
演出も当然、実力の一部。実際のところ、まわりの人の目に映るものが、
「実力」そのものなんじゃないかなとか。

ただ、その他者の目に映るものは、「自分」。
自分の行動やスタンス・姿勢、言語によって作り出されるもの。
卵が先か、ニワトリが先か、だけど。
自分の言葉や演出に行動がひっぱられる場合だってある。
逆に自分自身が信じれないものを他人に信じてくれ、なんて無理な話。

自分が、自分自身の価値を信じないと何も始まらない。
ずっと自分のそばにいるのは、自分だけ。

・・・なんかそういうことが最近やたらと身につまされる。

最近、人見知りがひどい。ことに改めて自覚。

大人になると、お酒飲んでたり、仕事があったりするから、
人と無理やり話すことは必要になってから「操作」としてはやれるように
なるけど、それは、人と「話して」いるのかどうか・・・。
なんか人見知りな自分の本質をごまかしてきた気がする。

自分を信じられてないから、人にもオープンにさらせなくて。
自分に対する不信感で、相手にも距離ができる。
そういうのは頭ではなんとなくわかってる。
つもりだっただけかも。

すごく変わりたい。
本質的な変化じゃなくてもいい。

プロデューサの仕事は好き。決して嫌いじゃない。
でもプロデューサの仕事は「人」の仕事がすべて。
信頼とかそういうのがすべて。
エンタメとか広告とかジャンルはともかく、
プロデューサの仕事が自分は好きだと思う。

・・・・・・。

人とかかわりたいと思うモチベーションとか。実際の行動力とか。
そういうのは意外とトレーニングだと思うから。
頭ではわかっている。言霊みたいなのも(自己暗示というか)信じたりする。
だから、自分は向いてないとか、そういう弱音はもう言わないようにしよう。

あと情熱。
モチベーションというか。

昔は、webという仕事そのものに、
すごく高いモチベーションがあって、
サイトを作りたい、こうしたい、というそのものに強い思いがあった。
そいうのが最近薄い。

でもこの前、ひさびさにバスケに出て、
バスケでもう一度ブームが来て欲しい!起こしたい!みたいなのを、
酔っ払いつつも、熱く語ったりして、そういうのが懐かしかった。

なんか最近、わーわーわめく飲みとかはあるけど、
内容が理想とか信念とかの話ではなくて、
若干、境遇とか仕事内容とかそういう瑣末な話になってる。

自分の情熱はどこに行ったのか。
自分の情熱は何に向ければ、取り戻せるのか。
身の丈以上の大きめなものを目指したがるから、
見失うのかな。

いろいろと切ない。

ひとまずこんなことを、こんなところで晒すのもどうかと思うけど、
一ヵ月後なのか、三ヵ月後なのか、半年後なのか。
少し時間が経ったときに、
ちゃんと成長して、その成長した自分が見て
振り返えることができるようにログっておきたくなった。

変われるかな。
変わりたい。

人に対して関心をもつことに、人との距離が近くなることに、
臆病になることを治したい。

恐れるのではなくてむしろ楽しめるようになりたい。。。
もっと強く生きたい。

【読書:001】八日目の蝉

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『八日目の蝉』

八日目の蝉

ここんとこ映画ログが続いてましたが、
読書ログ。『八日目の蝉』。
映画化された作品のコピーは、
「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした」
映画を観る前に原作を読みたい派なので、小説を先に。

*******
野々宮希和子は、「あの人」の娘の赤ん坊を誘拐してしまう。
その気はなかったが、一目、その赤ん坊を見たいという衝動で、
妻が夫を駅まで送りに行っているその間に、部屋にしのびこみ、
泣いてる赤ん坊を見て、衝動的にその赤ん坊を連れ去ってしまう。
生まれるはずだった自分の彼との子につけようと思っていた
「薫」と名づけ愛情を注ぎながらも、しかしその”母娘”の逃亡劇が始まる……。
*******

前半の第一部は、希和子の目線で、
「薫」を連れた逃亡生活がつづられる。
東京から名古屋、瀬戸内海の小豆島へ。
女たちにかくまわれながらも、
希和子と薫の母娘生活が続いていく。

そして後半の第二部は、薫(恵里菜)の物語。
「誘拐犯に育てられた子」としてのその後が綴られていく。

以下ネタバレありかもです。

◎どうしようもなく家族

どういう形が、家族としての「正しいスタイル」なのか。
何が普通で、何が正解なのか。
誘拐された「薫」は、希和子といて、
誰が見ても普通の母娘に見えた、といわれる二人だった。

そして一方で本当の家族のもとに戻った薫(恵里菜)は、
その時点で失われてた三年半があり、
誘拐犯に育てられた過去が家族の時間を育む妨げになる、、、。

 「こんなはずではなかった」と思う場所から、
 一歩も踏み出せなかった私たち。好きや嫌いではなく、
 私たちがどうしようもなく家族であったことに、私は今気づく。



◎久美の母の言葉

 女性ライターは、「野々宮希和子に対して何か言いたいことはないか」と
 公判時と同様の質問をしている。裁判の席で、これには無言だった昌江は、
 ずいぶん長い沈黙のあと、「あんたが野宮希和子じゃなくて、宮田京子だったら
  どんなにいいかって、今でも思ってる」とぽつりと言った。


彼女のこの言葉に、なんかいろいろが詰まってる気がして、
すごく泣けた。すごく涙が出てきました。


◎ここではない場所に私を連れ出せるのは私だけ――

 それから私が考えたことはひとつだけだった。
 あの事件とまったく無関係の場所に連れていってくれるのは、
 ほかの誰でもない、自分だけ。


自分が何かを踏み出さないといけない。
変わりたければ、自分自身が踏み出さないといけない。
これについては、ここ数日で、
三回、別の機会で、触れることがあり、
今すごく心に刺さってる言葉。

別エントリーで書きます。

小説は小説で。
読みやすく気持ちに刺さる内容でした。
これがどんな映像になっているのか……。
永作博美&井上真央もすごく好きだし、
小池栄子の評判がやたら良いので、
映画もぜひ観たいです。