2005年12月04日

『広告サミット』

この週末、金・土・日と、ラフォーレミュージアムetc.にて
「広告サミット」がやってたので最終日の今日行ってきました。

13:00−14:30 「コピーライタ大喜利」
15:00−17:30 「ぼくらはいつまでもドキドキしてたいんだ」
18:00−19:30 「糸井重里×佐藤可士和」

の3本のチケットを買ったのですが、
1本目を見逃して、残り2本に参加してきました。

2本目の「ぼくらはいつまでもドキドキしてたいんだ」は、
箭内道彦×岡康道×小田桐昭×中島信也のスペシャルゴージャス対談!
岡さん目当てで行ったのですが、この前の宣伝会議の「中島信也」先生が
きていてびっくり。ちゃんと見てなかったー。

この対談は「おお!」と思ってメモをとるって感じではなく、
ただただ最高レベルの人たちのエネルギーを感じた一時でした。
やっぱTVとか広告業界のひとはエネルギーとオーラがすごい!!!!!

3本目の「糸井重里×佐藤可士和」の対談も面白かった。
ひょうひょうとした対談で。
糸井さんは今「いろんなタメになるいい話をいろいろしゃべりたくなる時期
なんだそうで、たしかにいろんな話をしてました。

まず「距離」の話。相手との距離が、
手をのばせば届く距離なのか、1mはなれてるのか、10mはなれてるのか、
で話し方や話す内容はかわってくる。ほんとはメディアごとにその距離感は
きちんと計算しなきゃいけないわけで。

でもそれが最近は距離を時間ではかる傾向があって、
またインターネットの発達によって、
遠い距離に対して語りかけるのがすごく上手になった反面、
手をのばせば届いたり、1mはなれたぐらいの間のコミュニケーション
がすごい下手くそになったんじゃないかと。

実際、高速移動手段とかが発達して
「アラスカまで△時間でいけます!世界が狭くなりました」なーんて言うけど
実際の距離はちっとも縮んだりしてやしない。
———みたいな話をしてました。

確かに、エジプト行ってすごいスケールがでかい!!!!!って思ったけど
あの文化を作った人たちは、身体で図れる"スケール"の中で生きて
いるんだよね。だから相対的に「世界」のスケールがすごくでかくて、
「宇宙」のスケールがすごいでかかったのかなと。
特に、未知の部分があることでさらにスケールを拡大するし。

未知の部分がすべて明らかにされてしまって、
その端っこがどこまでなのか、がわかってしまったから、
今の世の中はなんだかスケールが小さいのかなあ、
っていうようなことを思いました。

あと、インターネットの発展によって、
検索能力が高い人がエライような、そういう人がもてはやされる風潮が
あるけど、はたしてそういう人と「一緒に旅したいか?」と。

た、たしかにーーーーーーーーーーーっっ!!!
ちなみに糸井さんの言う「一緒に旅したい人」は、
モノマネができる人と、手品ができる人だって。
だって、サービス精神がすごいじゃない、モノマネも手品も、
やってる本人はちっとも楽しくないのにやってくれるんだから。って。

いろいろ目からボロボロうろこの落ちた時間を過ごせました♪

あと、話は違うけど、
広告サミットに行く前に表参道の「AGURI」に行ってしまい、
誘惑に負けて着物を2反買ってしまいました(><)
お金のかかる趣味だから封印したのにーーー。

「紫×黒の振り袖」と「薄いちょっとくすんだブルーの小紋」。
振り袖なんて買うことになると思わなかったな。
でも、めちゃめちゃカワイイの———。2枚とも。
超ハッピーです♪♪

今年は冬休み札幌のおばあちゃん家に行くから、
お正月は振り袖を着て初詣いこうっと♪♪

投稿者 parfum : 22:13

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comment

投稿者 せっきー : 2005年12月07日 16:06

へー、着物が好きなんだ!
ビールと2ちゃんだけかと思ってた。。

投稿者 かおりん : 2005年12月08日 01:03

…だけ、ってコラ。笑

>へー、着物が好きなんだ!
そうなんだけどね……。
でも着物にお金かかって結局、
金欠で着ていく場所がないのー。
にゃあ!(つД`)

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